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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第35回

ミクGTプロジェクト、2013年のレースはすべて終了!

2013年11月28日 16時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸、原 勝弘

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関係者コメント

鈴木康昭エントラント代表

 片岡選手の6周リタイヤというのは、結果だけ見ると褒められたものではないかもしれませんが、富士のスプリントレースという状況の中、攻めた結果のリタイヤだったのでそんなに悲観的にはなっていません。あのまま走っててもリスクが増えていくだけで順位を上げられなかったと思うし、早いうちに決断したのはさすが片岡選手ですね。

 鈴鹿以降、マシンの調子も上がって9月の富士でも優勝できたので、今回もどこまで行けるかなという期待はありましたが、ノーウェイトでこのドライコンディションだとやっぱり厳しかったですね。そんな中、予選が8位だったにもかかわらず3位表彰台をゲットして帰ってきた谷口選手はさすがですよ。シーズンラインキングも3位、今年最後のレースも3位、悪くないんじゃないでしょうか(笑)。

大橋逸夫監督

 今回はスプリントレースなので、がつがつ前に出て行かないと、1周目の混乱に飲み込まれて順位を上げられなくなってしまいます。いつものレースと違ってルーティンのピットインもないので、作戦で攻めることもできません。気がついたら後ろのほう、なんてことになりがちなんです。片岡選手がリタイヤしたのは残念ではありますが、あのくらいアグレッシブに攻めないと10番手から順位をあげるのが厳しかったとも言えます。片岡選手はいつもは自分を抑えて走るドライバーなんで、あの序盤の走りは逆に新鮮でしたね。谷口選手と組んで走っているときには見せない走りだったので。

 谷口選手のレースに関しては、予選は苦しかったですが、タイヤとマシンのポテンシャルを使い切って、さらに最後まで諦めずにプッシュしたおかげで、最終的に3位まで上がれたんだと思います。1位、2位と比べたら低い位置かもしれませんが、直線の多い富士で、ドライコンディションで3位というのはとても価値があることだと思います。

片山右京SD

 予選は2人とも普段通りの順位でしたね。いつもQ1をギリギリ通るかの順位ですが、今回もそれは変わらなかった。今回はハンデもないから前に行くことが難しかったですね。片岡選手のリタイヤは残念だったけど、谷口選手の3位は素晴らしかった。スタートがバツグンに良くてタイヤがグリップダウンしてくる頃にはいい位置にいれて、#11に抜かれちゃったのは仕方がないけど、あの位置にいたからこそ#55を抜くことができたワケだし。JAF戦は作戦もなにもないから、ドライバーの意気込みが必要です。谷口選手の勝利への真摯な姿勢はすごいですよ。

 僕も出場したレジェンドカップだけど、最初はお祭りイベントだし、気楽に構えてたんです。ポール取ったあとも、盛り上げるためにどんなことしようかと思ってたんだけど、グリッド降格になってから谷口選手が勝つためにあらゆる手段を講じてくれて。「ドライバー交代の練習をしましょう」って言われたり、ベルトにゴム付けたりと、逆にガチな雰囲気になってプレッシャーが出てきちゃって、マジメに走らざるを得なくなった(笑)。

 ピットでドライバー交代をしたあと、後ろを待ってバトルして盛り上げようかと思ったんですけど、思ったよりブレーキとタイヤがきつくてバトルどころじゃなかった。1位で渡してくれた谷口選手の気持ちに応えるためにも、このままチェッカーを受けなきゃと頑張りましたよ。ましてやすぐ後ろは鈴木亜久里さんでしょ。並んだら目線でやられると思って、必死に逃げ切りました(笑)。ドーナツターンはお約束です。あそこなら安全だし、ヘアピンもグラスタのお客さんも見られると思って。楽しいレースでした。

谷口信輝選手

 スタートが上手く決まって、1周目で#10と#11を抜いて6位で帰ってこれました。その後も#16を抜いて5位になりましたが、最初に#3がフライングしたのが見えていたので、こりゃ実質4位だなと。あとひとつ抜ければ3位だと思っていたら、#11がどんどん追い上げてきて。頑張って抑えようとしたんですけど、ダメでしたね。これで5位に落ちたんですが、#35がトラブルでピットインしてまた4位という展開で。すると#55のペースが落ちてきたので、これはなんとしてでも絶対に抜いてやる! と俄然気合いが入りました。数周にわたって追いかけているうちに、相手の得手不得手な部分がわかってきたので、Bコーナーで行く! と決めて仕掛けました。

 Z4は最高速が苦しいので、この富士でいつものように作戦で結果を出すということがかなり困難でした。速さを競うスプリントカップで3位になれたのは非常にうれしい結果でしたね。

片岡龍也選手

 予選もいつも通り苦しくて。しかし、10番手でもレース中はなんとかなるかもしれないという希望に賭けたんです。いざ始まってみると、スタートに成功してオープニングラップで10位から5位にまで上げることができました。ですが、このときに2度ほど接触してて、ハンドルに違和感が出始めました。それが周回を重ねるごとに悪化してきてて、タイヤに傷が入って空気が抜けてる可能性もあったし、順位的な部分も含めてリスクと照らし合わせてリタイヤを選択しました。シリーズ戦ではないし、スプリントカップというお祭りなので、それほどストレスは溜まってません。いつもならリスクを考えて抑えて走るところを、序盤はガンガン行って気持ちよかったですしね。

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