仰向けに爆睡する我が家のワンコ
取り付け位置にやや問題が……
さて、サービスを実現するクライアントハードウェアのあるわんダントは、愛犬の体に取り付けて使用するデータ収集用の専用機器だが、ワンコの首の後ろ周辺に正面前向きに取り付けるとの指示がある。
しかし、ウチのワンコに限ってはいくつか問題点があった。まず日常でも散歩時でも決まった専用ハーネスを取り付けていて、その位置にはわんダントを取り付けられない。付属のわんダント専用ベルトで取り付けると、24時間ベルトが二重になってしまうのだ。
そして何より問題だったのは、爆睡中は完全に仰向けに寝てしまう寝相の悪い我が家のワンコにとって、首の後ろ側のゴロゴロしたわんダントは極めて違和感のある存在になることだ。
10kg近くあるウチのワンコですらそういう状態なので、2kg前後の寝相の悪い小さなワンコではもっと違和感があるのではないだろうか。
もちろん、測定の精度を熟慮したエンジニア的なベストな取り付け位置であるとは思うが、24時間つけていることが前提のクライアントなので取説上の取り付け位置に関してはもう少しフレキシブルな許容範囲と誤差など解説が必要なのかもしれない。
結局、うちのワンコの場合は、一番邪魔にならない首の前下に現在使用しているハーネスを利用して取り付けた。実際に収集したデータの精度がどの程度、推奨位置である首の後ろ側と異なるのか比較対象データがないので不明だが、それなりに感覚的には大きな狂いはないと感じた。
専用アプリでワンコの運動量などを管理!
Android用のアプリをダウンロードして導入し、飼い主のユーザー登録やワンコ個体の初期設定を済ませれば、わんダントを実際にワンコの首に取り付けてデータ収集の開始だ。見た限り、専用アプリはスマホでもPCでも、ほぼ同じユーザーインターフェースとスクリーンサイズだ。
メインメニューには、わんダントからデータをクラウドサーバーにアップロードする「データ転送」と、わんダント本体の時刻やバッテリー状況、ワンコの足の長さ、本体ID番号などを確認する「デバイスチェック」、わんダントを取り付けるワンちゃんの足の長さを設定する「初期設定」、そしてサーバーに接続して蓄積データを見る「わんダントサイト」の4つのメニューがある。
日常、頻繁に使うメニューは「データ転送」と「わんダントサイト」の2つだけだろう。データ転送は、ワンコの首からわんダント本体だけを取り外し、PCのUSBポートに挿入したわんダント用FeliCaポートの“おサイフマーク”のある部分に近づけてほんの数秒じっとしている。
その間に、ワンコの運動データや環境温度などがサーバーにアップロードされる。スマホなら背面のおサイフケータイマークに近づけるだけだ。
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