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総務部の皆さん、今度のテプラはマジ楽です!

ネットワーク対応テプラで機材管理が捗りまくり!

2013年11月25日 11時00分更新

文● スピーディー末岡

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iPhone/iPadでのラベル作成が手軽すぎる!

 ざっと使った感じでは、接続が簡単で、さらにテプラがスタンドアローンの状態で使えるので、とにかくお手軽。有線LANに繋いだり、パソコン本体とUSB接続をする必要もないのだ。さらに対応しているテープ幅が4~36mmに対応しているので、ラベルのバリエーションが多く作れるということ。今回は18mmで作ったが、意外と太くてもう2ランクぐらい下げてもよかったかもしれない。

TEPRA LINKを起動するとこの画面が表示される。基本的には自動でかまわない

このようにさまざまな情報を挿入できる

QRコード自動生成機能があるのはうれしい

文字のフォント以外に、デザインも細かく決められる

挿入できるアイコンも種類が豊富

 そして驚いたのが印刷速度と静音性。ラベル印刷といえば、ガッチャンガッチャンと機械音が大きいイメージがあった。キングジムによるとSR5900Pは従来機よりも1.7倍も速くなったそうだ。たしかに、印刷ボタンを押してからラベルが排出されるまでの時間がかなり短く、印刷ボタンをタップしてちょっとTwitterでも見ようものなら、すぐに印刷が終わってしまうだろう。これに拍車をかけているのが静音性だ。ちょっと離れていれば印刷しているのかどうか不安になるくらい、何も聞こえない。深夜に何百枚ラベルを印刷しようが、怒られる心配がないのである(壁の薄さによります)。ラベルの四隅を丸くカットするトリミング機能も本体に付いているので、印刷が終わったら好みに合わせて使いたい。

静かで素早くプリントアウトされるので、何枚作成しても苦にならない

トリミング機能を使えば角を丸くカットできる。当然ながら、一度カットしてしまったら元に戻すことはできないので注意しよう

無駄にたくさん作って無駄にたくさん貼りたくなる衝動に駆られるが、備品管理を円滑にするためにも適所に貼りたい

 アスキーフェス 2013 冬の来場者がSR5900Pを見て驚いていた点が、静粛性と印刷速度だった。これだけ静かで速いと、無駄にいろいろ作りたくなってしまうから不思議だ。iPhoneはみんなが使っているゆえに、飲み会の席などで他の誰かのものと一緒になってもわからないことが多い。そんなときのために、自分のものだという証拠として、SR5900Pで印刷したラベルを貼っておくのもいいだろう。

 特に会社で事務を担当している人には激しくオススメしたい。もう、キーが小さいキーボードでパチパチとタイピングする必要がないのだ。会社の備品という備品に貼りまくって、機材を管理しよう。スタッフが「見た目が悪くなるから」とか言って、妥協してはならない。

 こんなハイスペックなSR5900Pだが、お値段は市場価格で2万5000円ほど。テープ代が800~900円(8m)くらいなので、イニシャルコストがそれなりにかかっても、ランニングコストは抑えられそうだ。

 一家に一台は欲しいところだし、まだ未導入の企業は検討をオススメする。機材管理が捗るぞ!


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