当然のようにサクサク動く!

強力大剣「G-Tuneソード」付属のMHF-G推奨PCはどんな感じ?

文●林 佑樹

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メンテナンス性に優れたMicro-ATXケースを採用

 ゲーミングPCは長時間の負荷に耐えるだけでなく、段階的にユーザーの好みに応じて、パーツの換装を行ないやすいことが重要。「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-MH」も、しっかりとその部分を押さえている。パーツの換装で多いのは、ストレージの追加やメモリの増設、流用するPCI-Express拡張ボード類も含まれるだろう。下記写真を見てわかる通り、ケーブルはまとめられ、作業空間が広く確保されているため、パーツの換装だけでなく、掃除もやりやすくなっている。

本体内部。写真の通り、スッキリしているため、各所へのアプローチは容易

 スペックはCPUがCore i3-4130(3.40GHz)で、GPUはNVIDIA GeForce GTX650。低スペックな印象を受けがちなCore i3シリーズだが、Haswell世代のものはコストパフォーマンスに優れており、正解なチョイスだといえる。メモリはデフォルトは4GBモジュール1枚になっており、ゲーミング以外の用途によっては8GBに増やすのもアリ。ストレージは500GBのHDDだが、これも構成を変更できるため、システムをSSDに変更して体感速度を向上させるのもアリだ。

本体正面。うっすらと8cmファンと6cmファンが見える、冷却性重視のメッシュ加工面積が多い。ファンは低速回転なので騒音は気にならないレベルだ

本体背面。USB 3.0ポート×1はフロントに回されているため、バックパネルで使用できるのは、USB 2.0×2、USB 3.0×1。またPS/2ポートを備えているため、愛用のキーボードやマウスがある場合も安心

側面のパネルにもメッシュ加工が施されている

付属のキーボードとマウス。キーボードはタイプ音が発生しにくいタイプ。クセもなく、けっこう使いやすい

MHF-Gは当然のようにサクサク動く

 MHF-Gプレイの環境として、「NEXTGEAR-MICRO im550BA1-MH」は十分にスペックを満たしている。とはいえ、最近のオンラインゲームプレーヤーは他のゲームタイトルをやりながらのプレイも多いので、まずは「MHFベンチマーク【大討伐】」で、ウィンドウモードとフルスクリーンモードでベンチマークスコアを計測してみた。ウィンドウモードは1280×720ドット、フルスクリーンモードは1920×1080ドットにして計測してみたところ、いずれも問題ないスコアになった。

ウィンドウモード、解像度1280×720ドットの結果。ブラウザゲームなどをときどき遊びながらでも問題ないスコアになった

フルスクリーンモード、解像度1920×1080ドットの結果。これもゲームオンリー状態であれば、フレームレートの落ち込みに遭遇することもないといったところ

 フルスクリーンモード時のスコアは爆発的に高いわけではないが、安定したフレームレートで楽しめるレベルに留まっている。実際のプレイでもスペック負けのシーンには出くわさなかったので、地デジパネルに出力して遊びたい派も安心だろう。なおベンチマーク時のドライバは、GeForce R331 Game Ready Driver(バージョン331.82)だ。

(次ページ、「G-TUNEソードを振り回してみるなど」に続く)