このページの本文へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第29回

iPhone必須アプリ! ID・パスワード管理「1Password」を徹底解説

2013年11月20日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

アカウント情報を登録する

 まずは、1Passwordを運用するためのマスターパスワードを設定する。このパスワードだけは複雑にしたうえ、絶対に忘れないこと。忘れたら復旧不能だ。また、アカウント情報を管理するのだから、シンプルな文字列も避けた方がいい。

「新規1Passwordユーザーです」をタップする。既存ユーザーは「以前~」をタップし、同期方法を選択する

マスターパスワードを設定する

ヒントは付けられるが、内容が推測できるものにしないこと

「始める!」をタップすれば、メイン画面が起動する

 早速、情報を登録してみよう。1Passwordはテキストデータなら何でも登録できる。ウェブサービスのユーザー名とパスワードはもちろん、無線LANの暗号化キーや免許証の番号でもいい。「セキュアノート」では、任意の文章をメモしておくことも可能。誰にも見られたくない情報を書き込むのにも利用できる。

アプリ起動時には必ずパスワードを求められる。先ほど設定したマスターパスワードを入力しよう

「カテゴリー」を選択し、右上の「+」ボタンをタップする

登録する情報のカテゴリーを選択する。ここでは「無線ルータ」を選択する

SSIDやパスワードを入力する

設定完了。伏せ字になっているパスワードをタップすれば、コピーしたり表示したりできる

 登録した情報はフォルダー分けすることもできる。多数の情報を管理することになるので、活用したい。まずはフォルダーを作成し、登録した項目を振り分ければいい。

「フォルダ」を開き、「編集」をタップする

「新規フォルダ」をタップして、フォルダを作成する

登録した項目の上にあるフォルダーアイコンをタップする

フォルダー一覧から登録先を選ぶ

「無線LAN」フォルダーに登録できた

ウェブサービスなら直接ログイン

 ウェブサービスなら、IDとパスワードを自動入力して直接ログインすることができる。1Passwordのブラウザー機能で、ウェブを利用できるのだ。

ログインページのURLをコピーする

ユーザー名とパスワード、URLを登録する

登録完了。URLをタップする

ログインできた。左下のアイコンを右にスライドすると、元の画面に戻れる

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン