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地方都市にて2015年に実現予定

イギリスの公道で自律運転車両「The Pods」計画がスタート、2015年から

2013年11月15日 21時13分更新

文● 行正和義

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2人乗りの小型自律運転車両が英国の地方都市で運用される

 英バッキンガムシャーの街ミルトン・ケインズ(Milton Keynes)で、2015年から自律走行の車両「The Pods」がお目見えする予定だ。

 The Podsは2人乗りのEVで、利用者はスマホで呼び出して乗り込み、目的地を指定すれば時速19kmの自律自動運転で走行する。街の中心部を100台が運行し、完全に運用されるのは2017年になるという。この計画に英国政府は7500万ポンドもの金額を出資しているという。

公式の紹介動画ではスマホで呼び出すなど使い方が紹介されているが、なぜか車両は発表のような2人乗りには見えない

 PRT(Personal Rapid Transit:個人レベルの新交通システム)またたULTra(Urban Light Transit:小規模都市交通)の実験的なものと考えられ、ミルトン・ケインズは戦後になってから作られたニュータウンのためイギリスの街にしては区画整理されており実験に選ばれたと思われる。

フロントスクリーン内側には画面が投影され、移動中はネットやゲームができるようなのだが

 イギリスでは同様の自律運転小型車両による交通システムがすでに存在し、2011年からロンドン・ヒースロー空港にて電動小型車両「Heathrow Pod」が運用されている。Heathrow Podは専用の路線を走行し、ホームドア完備の乗降口を使うのに対し、ミルトン・ケインズのThe Podsは歩行者などが混在する道路での運用を目指しているとみられ、高度な自律自動運転を持たせているようだ。

こちらはヒースロー空港で運用中の車両で、ターミナル5から駐車場の間にある専用の道路上を走る

 個人単位で利用できる自律運転車両は、低炭素社会実現に向けての次世代都市交通としてさまざまな模索されているものだけに、実用化と運用の成功を見守ってみたい。

ヒースロー・ポッドには4人+荷物を載せることができる
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