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米マイクロソフト、サイバー犯罪対策センターを開設

2013年11月15日 05時34分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 米マイクロソフトは現地時間14日、サイバー犯罪対策センター「Cybercrime Center」の開設を発表した。米ワシントン州レドモンドにある同社本社敷地内に拠点を置く。

 同センサーでは、同社が持つ法的・技術的専門知識をはじめ、最先端技術や業界横断的専門知識を活かし、マルウェアやボットネット、知的財産の盗難、児童虐待といったオンライン犯罪の対策に取り組む。オンライン上の組織犯罪ネットワークをマッピングする「SitePrint」や、児童ポルノ対策技術となる「PhotoDNA」のほか、オンライン詐欺や個人情報の盗難などグローバル犯罪を検知する科学捜査技術や、同社のボットネット削減作戦を駆使する。

 同センターには、世界中から集まるサイバーセキュリティの専門家が同社の専門家とともに活動できるように独立した安全な場所も含めるという。

Cybercrime Centerのイメージ

Cybercrime Centerのイメージ

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■マイクロソフト

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