このページの本文へ

Tizenのカンファレンスに36社が参加、端末登場は来年か

2013年11月14日 20時20分更新

文● ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 SamsungとIntelがプッシュするオープンソースのモバイルOSプロジェクト、Tizen Associationが11月11日から2日間、韓国ソウルで3回目となる開発者向けカンファレンス「Tizen Developer Summit」が開催された。会期中、最新の参加企業36社とパートナープログラムを発表している。

車載用組み込み機器などでも確実に開発が進むTizen。さてスマホはいつ?

 TizenはIntelとSamsungが2011年に立ち上げたプロジェクト。LinuxとHTML5を土台としたオープンソースのOS・プラットフォームを開発する取り組みで、Linux Foundationがホスティングしている。IntelがNokiaと主導していたMeeGoの後継となり、Samsungが進めていたBada、それにモバイルLinux開発プロジェクトLiMoなども吸収されている。キャリアではNTTドコモが積極的に参加しており、同社の杉村領一氏がチェアーを務めている。スマートフォンのほか、タブレット、TVなどさまざまなデバイスをターゲットにするとしているが、最初のフォーカスはスマートフォンとなっている。

 Tizenはこの日、36社が参加したことを発表した。シャープ、パナソニック、コナミ、ACCESSなど日本企業のほか、Nokiaの地図事業部門のHERE、Intelの子会社McAfee、eBay、The Weather Channelなどとなっている。これら36社はTizen Association Working Groupsに参加する可能性があるという。同作業グループに参加すると、「ミーティングに参加して「Tizen OS」の開発に洞察やインプットを与えることができる」という。

 なお、Tizen Associationにはすでに富士通、NECカシオ、LG、Huawei Technologiesなどのメーカー、キャリアはNTTドコモのほか、韓国のKTとSK Telecom、欧州のVodafoneとOrangeなどが参加している。

 杉村氏はプレスリリースでTizen OSがメーカー、キャリア、開発者、ISVとさまざまな分野からの支援を得ていると強調しながら、Tizenのメリットを「アプリケーションや機能の要件がなく、エンドユーザーに最適な形でOSをカスタマイズできること」と述べている。

 2月末のMobile World Congressで、Tizen搭載スマートフォンの登場は2013年第3四半期といわれていたが、商用端末はまだ登場していない。Tizen情報サイトのTizen Expertsなどによると会期中、Samsung製カメラ「NX300M」でTizen OSサポートが披露されたほか、次期版「Tizen 3.0」の機能もプレビューされた模様。64ビットへの対応、ARMとIntelの両プロセッサのサポート、マルチユーザーのサポート、3DのUIフレームワークなどが予定されているようだ。Tizen 3.0は2014年第2四半期に公開が予定されている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン