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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第330回

猫に囲まれた! そんな時はリコー「THETA」で360度パノラマ

2013年11月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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猫に囲まれたら360度カメラの出番!

リコー「THETA」。実売価格は4万5000円前後

リコー「THETA」(の裏と表)。実売価格は4万5000円前後

 そんな風に大量の猫に囲まれてどっちを向いても猫がいて、どれを撮ればいいんだかわかんなくなったら、リコー「THETA」(シータ)の出番。1回の撮影で前後上下左右360度全部を撮っちゃえるというユニークなカメラであります。

 それで撮った360度画像から一部を切り取ったのがこちら。

こんな風に猫に囲まれてたのだ。私がしゃがんでTHETAを手にもったら「なんだなんだ」と猫たちが近づいてきてちょっと面白かった(2013年10月 リコー THETA)

こんな風に猫に囲まれてたのだ。私がしゃがんでTHETAを手にもったら「なんだなんだ」と猫たちが近づいてきてちょっと面白かった(2013年10月 リコー THETA)

 360度分をぐりぐり回して楽しめるパノラマはこちらにあります。「THETAで撮る360度猫パノラマ」は、いずれ使える写真が集まったらやります。たぶん。

 さて、カメラをE-M1に戻して、地面すれすれで黒白猫。チルト式液晶モニターを持ってるカメラだとこんな風に地面ギリギリから撮れるから猫撮りにいい。

道路の真ん中で当たりを見渡してる黒白猫。遠くにミケっぽい猫も見えます。もうどう撮っても2匹以上が画面におさまるというすごい場所でした(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

道路の真ん中で当たりを見渡してる黒白猫。遠くにミケっぽい猫も見えます。もうどう撮っても2匹以上が画面におさまるというすごい場所でした(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 気がついたら、ここで10分以上猫と遊んでて、いかん今日の目的は猫じゃない、と立ち上がったら、今度はさっきまでいなかった子猫がガレージからひょいと顔を出す始末。

車の下に子猫が何匹か隠れてて、ひょこっと出てきたので慌てて撮影(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

車の下に子猫が何匹か隠れてて、ひょこっと出てきたので慌てて撮影(2013年10月 オリンパス OM-D E-M1)

 しゃがみなおしてローアングルで撮影。

 でも、幸いなことに子猫は人を怖がってて近づいてくれず、私もそこで気を取り直して、再び目的地を目指して自転車で走ったのだった。

 猫って、ふとしたタイミングで偶然出会うのが楽しいんだけれども、それがいっぺんに10匹以上となるともうびっくり。この日は天気が悪かったので、いつか晴れた日に再訪しようと誓ったのでありました。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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