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地域DC事業者アライアンスの取り組み第一弾「JMTクラウドサービス」

TOKAI、両備システムズとの連携クラウドサービスを発表

2013年11月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 TOKAIコミュニケーションズ(静岡県)は11月12日、地域データセンター事業者18社が参加するDCXA(デクサ)アライアンスによる取り組みの第一弾として、両備システムズ(岡山県)との仮想プラットフォーム連携によるパブリッククラウドサービス「JMTクラウドサービス」を発表した。12月より提供を開始する。

 JMTクラウドサービスは「Japan Motto Tsunagaruクラウドサービス」の略称。DCXAが推進する仮想プラットフォームサービス統合の取り組みの第一弾として、両社によるサービス提供を開始する。

 具体的にはTOKAI、両備の両社がユーザー企業やSIベンダー、SaaS事業者などに対して提供するパブリッククラウドサービス(IaaS)を、単一のポータル画面上から利用できるようにする。これにより、両社のサービスを組み合わせ、遠隔地間のDRサイトやバックアップサイトを容易に構築できる。

 また、TOKAIの提供する仮想プライベートクラウドサービス「BroadCenter Pracla ホステッド・プライベートクラウド」との組み合わせによるハイブリッドクラウド環境の構築も可能としている。

 TOKAIによれば、複数のデータセンター事業者間で仮想プラットフォームサービスを統合したパブリッククラウドサービスの提供は国内で初めて。同社はほかのDCXA参加各社との連携準備も進めており、今後も順次、各社との仮想プラットフォーム連携サービスを追加していく方針。

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