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ソニーの「α99」と「QX10」でレースカーとRQの撮影に挑戦!

2013年11月12日 16時00分更新

文● 林 佑樹

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S字コーナーはアウト側をオススメしたい

 イン側にはフェンスがあり、望遠であればフェンスを飛ばして撮影することができるが、気楽に撮影するのであればアウト側が安定だ。ちょうど鈴鹿サーキットのサービスロード(2コーナー立ち上がりからダンロップにかけてあるプレス用エリア)と似た高さになっており、またここも距離が近いため、300mmあればレースっぽいカットを狙いやすい。S字コーナーを抜けた先にもV字カーブがあるため、その間で低速シャッターで流すのも楽しめると、とても攻めていける撮影ポイントだ。

S字コーナーを抜けたところのイン側。フェンスが少しジャマだが撮影は可能

S字コーナーのアウト側。撮影した場所はS字とV字の中間あたり。一般席の一番下まで降りるとイイ感じの撮影ポイント

トンネルの案内もあるため、ホームストレート方面に戻りたいときに活用しよう

S字を抜けたところのイン側から。フェンスが写り込んでいるが写真のように狙える。ちなみに写真は最終LAPのもので、なんか速度が落ちてるなぁと不安に思いながら撮影していた(案の定、ギリギリのゴールになったわけだが)

400mmでこれくらいの大きさになる。1/125で軽く流れるので、後ろに車両を入れるなどすると構図が落ち着く

S字からV字間は加速するため、低速シャッターで狙いやすい。1/30や1/60に挑戦してみよう。写真は1/30

真横ではなくちょっと斜めで低速シャッターを決めると、動きのある写真になりやすい。ブレてるようにも見えてしまうが、好みであれば狙ってみよう

フェンスが気にならなければ
S字入口も狙い目

 S字の出口から地下通路を抜けてイン側に進んで、そのままS字の入口に向かうと、ちょっとフェンスがジャマだが、望遠であればほぼ水平に車両を狙えるポイントがある。S字に進入する車両を正面から斜めからと好きに狙えるため、到着したらまずはごっついレンズを持つ人がどのあたりにいるか確認してみよう。だいたいその周辺が撮影ポイントになる。

S字コーナーから見て真正面のエリアがオススメ。フェンス前の坂の途中から狙ってみよう

進入を遠目で狙ってみたりがいいかも

S字コーナーに入るとフェンスが入りやすくなるが、まぁトリミングしちゃえばいいので割り切るのもアリだ

【番外編】エクストリーム撮影を予感させるQX10

 2013年11月時点では、まだ品薄で入荷待ちが目立つSONYの超個性的なデジタルカメラ「QX10/100」(関連記事)。たまたま水戸の家電量販店に立ち寄ったところ、神の啓示か1個だけ在庫があったのでついつい衝動買いしてしまった。流し撮りやらRQ撮影に使えるかしらとテスト運用してみたところ、要練習だが十分使えそうな手応えがあった。これはまたトライアルして結果をお知らせしたい。

QX10を一脚に装備してみたところ

ムリかと思いつつも、QX10で撮影したもの。遅延(10msくらい?)やフォーカスのクセを覚えたら普通に撮影ができそうだ。現時点で判明している強敵は、画面上の動体の割合が大きいとコマ飛びすること。2秒くらいは追いかけられるので、なんとかなりそうではある

ピットウォーク時にも活躍。人垣の隙間から腕を出して手元でチェックして撮影だ


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