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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第28回

Kickstarter発のアクセサリーでiPhoneを少し違った楽しみ方で

2013年11月10日 15時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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新着のiPhone用マクロレンズ

 さて、続いて届いたのがiPhone用のマクロレンズです。「Micro Phone Lens」(http://www.kickstarter.com/projects/968523355/micro-phone-lens-cell-phone-based-microscope)というタイトルのこのレンズは、コンタクトレンズのようなサイズのレンズをiPhoneのカメラ部分に吸着させると、マクロ撮影をすることができるというものです。

Micro Phone Lens。コンタクトレンズのケースのようなパッケージで送られてきた

 筆者は苔を撮影するのが大好きで、マイクロフォーサーズ規格のオリンパスE-PL3用に、通常のレンズでマクロ撮影を可能にするリングを使っているほどです。またiPhoneやiPadの新製品が出てきたときに、細部を撮影するときにも重宝しています。

 iPhone向けにはマクロに対応できるアタッチメント・レンズとして「Ollo Clip」(http://www.olloclip.com)があるのですが、意外と持ち運ぶのが億劫でよく忘れてしまい、いざというときに使えないことが多買ったという経験がありました。またiPhone 4Sの頃に購入していたため、iPhone 5やiPhone 5sではうまくフィットせず……。

 そこで、コンパクトでポケットでの持ち運びも簡単なMicro Phone Lensに手を出してみたというわけです。撮影した画像と、撮影風景を横から見た様子。ここまで近づけて撮影することができるようになります。が、すこし画像はピントが甘いかな、という感じ。またピントが合うまでの距離が近すぎることもあり、苔に触れそうで少し撮影しにくかったというのが正直なところです。

通常のiPhoneでの撮影は、この程度の距離より被写体に近づけるとピントが合わなくなる

Micro Phone Lensでは、1cm程度の接写が可能になり、被写体の一部分を大きく撮影することができる

 もちろん持ち運びやすくなったことは間違いないのですが、初めて手を出す製品であることから、そこまで期待した結果が得られないこともあります。

まずはレンズでの作例。左が通常のiPhoneで、右がMicro Phone Lensを使ったところ

つづいてみかん。これも左が通常のiPhoneで、右がMicro Phone Lens

最後はJAMBOX。左が通常のiPhoneで、右がMicro Phone Lens

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