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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第28回

Kickstarter発のアクセサリーでiPhoneを少し違った楽しみ方で

2013年11月10日 15時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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iPhoneに着信ランプが欲しい→「myLED」

 筆者が最近手に入れたiPhone向けのアクセサリをご紹介しましょう。1つ目は「myLED」(http://www.kickstarter.com/projects/673308573/myled-bringing-external-notifications-to-iphone-an)と呼ばれる、iPhone用の着信ランプです。ロンドンのチームで立ち上げたプロジェクトで、スマートにいまiPhoneにない機能を追加するということで興味を持ちました。

これがmyLED。スマートフォンのイヤホンジャックに差し込み、着信ランプとして動作する

 iPhoneのイヤホンジャックに差し込むと、メールやFacebook、Twitterの新着に合わせてランプが点灯し、ディスプレーを見なくても新着のメッセージがあることを察知できるほか、バイブレーターが内蔵されていないiPadに挿して使っても便利です。設定はアプリからできます。

 Backerになると、プロジェクトの段階に応じてメールが届くようになります。例えば、目標金額に届いた、ファンディングの期間が終了した、というプロジェクトのアップデートから、エンジニアリングでより小さくなった、発生していた問題を解決した、など製品そのものに関わる進捗状況も伝わってきます。

 当初、1色に点灯するものが届く想定をしていましたが、小型化などのエンジニアリングの成果から、筆者の手元に届いたのは赤と青のLEDが仕込まれた2色仕様になっていました。こうした刻々と変わる状況を一緒に見守りながら手元に届くのを待つ感覚も、これまでの買い物とは違ったものでした。

myLEDを点灯させたところ。当初単色のモデルが届くと思っていたが、実際には2色に光るモノが届いた。その経緯もメールで知らされる

myLEDのアプリ。着信のパターンなどを設定できる

 さて実際のmyLEDですが、当初iPhone用に購入したのですが、iPad miniで利用する事が多く、とても気に入りました。そこで、myLEDをiPad miniで使っている非常に短い動画をYouTubeにアップし、Twitterでシェアしました。自分の使い方を簡単に記録しておこうと思って撮影したビデオでした。

 するとmyLEDの作者から、「その動画をウェブで紹介して良いか?」というメッセージが! こういったプロジェクトを進める人たちとの関係性の近さもまた、Kickstarterらしい側面ではないか、と思います。一緒に作り上げる感覚を楽しむのが醍醐味、と言えるでしょう。


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