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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第33回

ミクZ4、最終戦は4位! 2013年はランキング3位で終了!

2013年11月09日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸、原 勝弘

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チーム関係者コメント

鈴木康昭エントラント代表

 今日のレースに関しては、ゲイナーさんに完敗としか言いようがないですね。どちらにせよ、彼らの前でのゴールがマストでしたが、前に出られなかった。ダンロップさんのタイヤもドハマりだったみたいですし、開幕戦の速さを取り戻していましたよね。

 今年を振り返ると鈴鹿は個人的には仕方がないと思っているのですが、富士でのパンク、セパンでの予選順位、SUGOでのノーポイントと、この3戦が厳しかったかなと。2連勝したことによって、チャンピオンシップに食い込めましたけど、本当ならそれ以前にきっちりとポイントを取って、ライバルたちを引き離して、今回勝てなくてもチャンピオンになれるくらいの戦いをしてこないと、王座奪還は厳しいんだなあと思い知らされましたね。

大橋逸夫監督

 今日のレースはチームとしてはできる限りをやった良い内容だったと思います。ほかに打つ手がなかったので、あの作戦(タイヤ無交換)をとるしかなかったですし、上に行けるチャンスもあるにはありましたが、なかなか行くことができなかった。クルマもタイヤもドライバーもベストだったと思います。ガソリンの量もギリギリで攻めたし、ピット時間も短かったですし。ちょっと1~3位が速かったですね。

 今シーズンは最初から直線が遅かったり不運なことが重なったりで、ちょっと釈然としないレースが続きましたが、終盤で2連勝することができました。しかし、あの速さが最初からあればとも思いますので、もし来年もあるなら最初から完璧な状態で戦いたいですね。

片山右京スポーティングディレクター

 今日は悔しかったですね。一縷の望みはあったと思うんです。それが、レースの流れの中で作戦がうまく機能しなかったのが残念でした。こちらの問題だけじゃなくて、レース全体でいろいろな要因があったと思いますね。

 1年間を振り返ると、リストリクターとか富士でのパンクとか、痛かったところはいくつかありました。でも今年もたくさんのことを学んだので、来年があればそれを活かして結果を出して行きたいですね。

谷口信輝選手

 チャンピオン争いしているクルマはもちろん、していないクルマも非常に速くて片岡選手が最初のスティントで懸命にアタックをしてくれたのですが、1台しか抜けませんでした。もちろんレースなので、チャンピオン争いをしていないからといって空けてくれるわけがありません。もてぎの特性上、Z4だと抜きにくいんです。ピットで無交換作戦をしましたが、上位の3台には追いつくことができませんでした。

 今年は周りと比べると戦闘力が劣っていたと思います。そこに富士のパンクと鈴鹿の失格という不運なレースがあって。もちろん9月の富士とオートポリスみたいにラッキーなレースもありました。みんなでチーム一丸となって頑張ったけど、チャンピオンには遠かったですね。

片岡龍也選手

 今日のレースは完璧でしたね。チームの全員ができることをやったうえの4位でした。今シーズンに関して言うと、2戦目富士のパンクと5戦目鈴鹿の失格という不運があって、これがなければとかタラレバはあるんですけど、少なくとも自分たちができる部分は全力を出し切った結果なので、悔しいですけど受け入れて、この悔しさを次に繋げたいですね。みんなに応援していただいたので、チャンピオンは獲りたかったんですが、今年はまだ僕らの年ではなかったみたいですね。

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