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10日の「ニコニコ町会議 in 大阪なんば」にもやってくる

究極のニコ生中継車 「ニコニコカー弐号機」のやり過ぎを見よ

2013年11月08日 22時45分更新

文● 広田稔(@kawauso3

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ニコニコカーの心臓部
充実の生放送機材

生放送の機材は、運転席の後部、スライドドアを空けたところに鎮座している。サイバーな内装が目を引くが、職人さんによれば黒くて太い柱は元が塩ビ管だとか

 ニコニコカーの初号機が備えていた生放送機材は、パソコンとウェブカメラだけ。要するに手持ちの機材をそのまま持っていって配信していただけだが、弐号機では操作パネルやモニターがおかしいぐらいに充実したことになる。

 ちなみに映像のスイッチャーや音声のミキサーが載ったラックは、外して持ち出すことが可能。実は今年の町会議は、この弐号機の機材で生中継していた。

スイッチャーはBlackmagic Design「ATEM 1 M/E Production Switcher」を採用。ラックのスイッチャーは外して、ほかのユニットを付けることも可能だ

すぐ隣にはPCを置く台を用意。その下にはスピーカーが見える

ルーターやスマホのネット接続を有線/無線LANで分配できる。ちなみにこの日はWiMAXを利用していた

左サイド後部に映像や音声、ネットワークの端子を用意。外部のカメラにつないで撮ることもできる


ニコ生だけでなく寝られる(!?)
ゆったり後部座席

さすが10人乗りのハイエースな広さ。ラグジュアリーな感じに仕上がっている

 後部には、U字型にシートが置かれている。例えば、有名ユーザーを乗せた際、中央のテーブルにカメラを乗せて、移動しながらニコ生するといった使い方が可能。その気になれば、この中で寝ることもできるだろう。

 天井には照明がいろいろ仕込まれていてムーディーな感じだが、匠からは「まだベータ版みたいなもんです小技をきかせたものを追加したい」とのお言葉をいただきました。

イスの下はケーブルや荷物を入れるスペースになっている。見えないところのはずだが、なぜか光ってるのがスゴい。壁面カラーのグレー+緑+ピンクは、あのボカロキャラの配色がコンセプト

配信中の映像を表示できる大型テレビも用意。町会議の会場でニコニコ神社を見た人なら、覚えているはず。テレビの裏にはアームが付いてて、完全に外に出すことも可能だ

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