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ニッポンの漫画を世界へ、パピレスとアミマルが世界配信

2013年11月08日 05時34分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 Facebookアプリや独自に開発したiPadアプリを通じ、日本の漫画を世界に配信するフィンランドのアミマル(Amimaru)。パピレスはアミマルと業務提携し、漫画コンテンツをアミマルに提供することで世界に配信する。

 パピレスがアミマルへ提供するコンテンツの第一弾は、電子書籍オリジナルコミック「COMIC CYUTT」シリーズをはじめ、のりたまこ著「禁断DNA」、岡野史佳著「深紅のエスカ」、ふじや奈央著「異次元喫茶へようこそ」など、計12タイトルをラインナップする。

 パピレスは、日本の電子書籍コンテンツを海外市場へ提供するビジネスを展開。国内約580の出版社と販売契約を結び、現在、アメリカや中国、台湾、韓国など各国の通信キャリアや電子書籍サイトと提携している。また、電子書籍サイト「電子貸本Renta!」の英語版サイトや中国繁体字版サイトの運営を同社独自に行っている。

 日本が世界に誇るカルチャーと言えば漫画やアニメとゲーム。ゲームについては月刊「アスキークラウド」創刊4号(12月号/10月24日発売)で「クラッシュ・オブ・クランの買収で見えたパズドラの世界戦略」と題した記事により、大ヒット作「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を手に世界市場へ打って出ようというガンホー・オンライン・エンターテイメントの戦略をまとめた。今回のパピレスとアミマルの業務提携は、“ニッポンの漫画”の世界進出の可能性を示している。

アミマルのiPadアプリのイメージ

アミマルのiPadアプリのイメージ

関連サイト
■パピレス

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