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演奏の表現力、音色の表現力に自信

富士通テン、音の正確性にこだわった「ECLIPSE TD-M1」

2013年11月06日 18時46分更新

文● ASCII.jp編集部

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発表会にはGOTA/屋敷 豪太氏、佐久間 正英氏のトークも。司会はクリス・ペプラー氏

 富士通テンは11月5日、ECLIPSE(エクリプス)ブランドのホームオーディオ製品4機種を発表した。卵型の特徴ある外観を持つ「TD-M1」(13万1250円)、同社ハイエンドサブウーファーの後継機種「TD725SWMK2」(50万4000円)を含む、サブウーファー3製品。2014年2月から順次発売する。

TD-M1

TD-M1

 注目はTD-M1。フラットな周波数特性だけでなく、過渡特性にも注目。音の正確な立ち上がりと立ち下りを重視する同社の設計思想を踏襲しつつ、ハイレゾ音源やワイヤレス再生など利便性の高さにも配慮した点が特徴。グラスファイバーを使用した、8cmのフルレンジユニットを採用。デジタルアンプを内蔵した、パワードタイプで、右側のチャンネルには、24bit/192kHz対応のDACやUSB端子、Wi-Fi接続用のモジュールなどを内蔵している。

内部構造。ユニット部分をフローティング構造にしたり、グランドアンカーを置くなどしている3面図。卵型の筐体は従来のTDシリーズを踏襲しているがコンパクト前面にタッチパネルを装備している
背面の端子レバーを引くと角度が変えられる正確な音に対するECLIPSEの考え方
インパルス応答に着目している伝統的な3Wayスピーカーでは音の立ち上がり、立下りが遅れるとともに、ユニットごとのレスポンスが変わるため、波形になまりが出るNOS-DACの特性、オーバーサンプリングしないほうがいいという考え方

 DAC部分にはNOS DAC(Non Over Sampling D/A Converter)という、オーバーサンプリングフィルターを省いた回路を採用している。デジタル信号をアナログ信号に変換するDACでは通常、量子化雑音や折り返し雑音を低減するためにオーバーサンプリングやデジタルフィルターなどを使用するのが一般的だが、過渡特性を重視するという同社の思想に基づき、あえて省いている。

 また、利便性の点では本体にルーター機能を内蔵し、ブロードバンドルーターなどがない環境でも手軽にAirPlay再生(再生は16bit/44.1kHzまで)ができる点、直感的なタッチ操作を可能にした点、従来六角レンチなどを利用して複雑だったスピーカーの角度をワンタッチで3段階(0~20度)に調整できるようにした点、テレビ接続などに便利なiPhone/iPadアプリを用意した点などが挙げられる。

 本体サイズは幅155×奥行き219×高さ242mmで、重量は約5.3kg。定格出力は20W。70~30kHzの再生が可能。入力端子として、Wi-Fi、USB B端子、USB A端子(iPodデジタル接続対応)、3.5mmピンジャックなどを装備している。電源はACアダプターから別途供給する。

TD725SWMK2など、サブウーファー3機種

TD725SWMK2

 一方サブウーファーは、25cm口径の「TD725SWMK2」、20cm口径の「TD520SW」、16cm口径の「TD316SWMK2」の3製品がある。従来はTD725SW1モデルの展開だったが、その上位モデルを用意し、さらに手ごろな価格で買える2製品を追加した形となる。

好評価を得た、TD725SWからの変更点フロントに操作ボタンを追加し、異なるクロスオーバー周波数を設定できる2系統入力に対応している

 2つのユニットをお互い外側に向けて配置したR2R TWIN DRIVER構成。小口径のスピード間を生かしながら、大口径なみのパワー感を得られるようにしている。従来機種と異なる点としてはエンクロージャーの改善、タッチパネル操作による簡便な操作。そして、2系統入力を用意することで、異なる2つのクロスオーバー周波数を構成や用途に応じて簡単に切り替えられるよう配慮した点などが挙げられる。

振動の少なさをアピールするため、シャンパンをあける富士通テン、TDプロダクト長の小脇 宏氏
富士通テン 専務取締役の川村 昌史も登壇し、ECLIPSEのブランドが初代クラウンの真空管ラジオとともに始まり、60年にわたる開発を続けてきた点を強調。最近では音の正確さが評価され、スタジオや放送局などでサラウンド収録/再生に用いられる機会が増えてきたと話す

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