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進化点からギモン、Tipsまで! Windows 8.1をしゃぶりつくす!! 第3回

Windows 8.1でやっておきたい「ちょっと濃い目」の設定

2013年10月31日 12時00分更新

文● 外村克也

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その3 Ultrabook利用時の「SkyDrive」容量を節約する

 デスクトップでも同期が利用できるようになった「SkyDrive」。OS標準の機能となったことで、オンライン/オフラインフォルダーの切り替えをエクスプローラー上で行なえるようになった。

 この仕様変更で恩恵を受けるのが、容量の少ないSSDを搭載したUltrabookでの利用だろう。初期状態では、SkyDrive上のすべてのフォルダーをオフラインで使えるよう、ストレージにダウンロードされてしまうのだが、不要なものは使い始めのタイミングで「オンラインフォルダー」に指定しておくことで容量消費を抑えることができる。

ストレージに保存したくないフォルダーは右クリックして「オンラインでのみ利用する」をクリック。オンライン/オフラインの状態は詳細表示に切り替えることで把握できる。フォルダーだけでなく、ファイル単位でもオンライン/オフラインの設定が変えられる

ファイルのアップロード状態は、WindowsスタイルUIの「SkyDrive」アプリの右上から確認可能

ファイルのアップロード状態は、WindowsスタイルUIの「SkyDrive」アプリの右上から確認可能

同期完了後、「SkyDrive」フォルダーを右クリックして「プロパティ」を見ると、どれくらい容量が節約できたかがわかる

同期完了後、「SkyDrive」フォルダーを右クリックして「プロパティ」を見ると、どれくらい容量が節約できたかがわかる

その4 Chromeなど特定アプリで文字がにじむのを改善する

 Windows 8.1では、旧来のスケーリングが撤廃され、dpiに基づく厳密な処理が行なわれるようになっている。そのため、XPとの互換性を重視したデスクトップアプリでは、スケーリングが正しく行なわれず、文字やアイコンがぼやけて表示される。

 その代表アプリが「Chrome」だ。「画面の解像度」の設定画面から「テキストやその他の項目の大きさを変更」が「中」または「大」となっている場合に、Chrome内のすべての項目がにじんだように表示されてしまう。

デスクトップを右クリックして「画面の解像度」を選択。「テキストやその他の項目の大きさを変更」を開き「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」にチェックを入れる

 そこで「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」にチェックを入れると、XP時代のスケーリング処理を再現できるようになる。設定を変更したら再度サインインしてChromeを立ち上げてみよう。くっきりと表示されているはずだ。

左が設定前の状態、右が設定後。アイコンや文字がくっきり表示されていることがわかる

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