携帯キャリア主要4社は以前からの発表どおりに（関連記事）、11月1日から「070」で始まる電話番号の利用を開始する。
当面は「070-5****-****」「070-6****-****」で始まる番号がPHSで用いられ、それ以外の番号が携帯電話に割り当てられることになり、相手の番号がPHSか携帯電話かを区別することができる。
ただし、今後PHSと携帯電話の間でMNPの導入が予定されており、実際に2014年10月1日の開始を前提に、電気通信番号規則の一部改正を行なうべく、総務省がパブリックコメントを募集している段階だ。そのため、将来的には電話番号だけではPHS宛かそうでないかを判断することはできなくなる。
そこで、ウィルコムのPHS回線に通話を発信した際に、通常の呼出音の前に専用の音（ププープー、ププープー）が鳴るサービスをスタートしている。
ウィルコムではこんな告知を展開している
ちなみに各キャリアとも時間限定やオプションでの音声定額サービスを展開している関係上、独自の呼出音を設定しているので、参考として記述しておく。
●NTTドコモ：「ドコモ♪」と鳴る
（Xiカケ・ホーダイを契約した端末からドコモ回線に発信した場合のみ）
●au：「プッ、プッ、プッ、プッ」
●ソフトバンク：「プププッ、プププッ」
●イー・モバイル：「プー、プー、プー、プー」
