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サイバーエージェントがゲームアプリ開発強化、人材育成

2013年10月29日 05時28分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 月刊「アスキークラウド」創刊4号(12月号/10月24日発売)ではゲームをビジネスチャンスとする特集を掲載しているが、サイバーエージェントはゲーム事業の収益拡大に向けて強化策を打ち出した。

 同社は「Ameba(アメーバ)」内でスマホ向けゲームを提供する一方、ネイティブゲームアプリのヒットタイトル創出を目指して2013年6月には専門部署「Ameba Native Game Studio」を設立。ネイティブゲームアプリを開発している。今回、ゲームエンジンの「Unity」と「Cocos2d-x」の技術習得を目指すエンジニア育成制度「ネイティブアカデミー」を実施すると発表。12月にスタートし、「Unity」と「Cocos2d-x」の2コースで各20名ずつ外部研修を実施し、約1カ月間で技術を習得する。

 サイバーエージェントグループとしては、ソーシャルゲーム事業の累計登録ユーザー数が3月に3000万人を突破。グリーとの合弁会社グリフォンからは初タイトルのソーシャルゲーム「レジェンド オブ モンスターズ」をリリースしている。そんななかでエンジニア育成制度を開始することで、ゲーム分野での事業展開に弾みをつける狙いがある。

サイバーエージェントグループのサイゲームスが開発した「神撃のバハムート」は昨年12月にユーザー登録者数が世界で1000万人を突破

サイバーエージェントグループのサイゲームスが開発した「神撃のバハムート」は昨年12月にユーザー登録者数が世界で1000万人を突破

お詫びと訂正:掲載当初、開発元の社名が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。(2013年10月30日)

関連サイト
■サイバーエージェント

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