月刊「アスキークラウド」創刊4号(12月号/10月24日発売)ではゲームをビジネスチャンスとする特集を掲載しているが、サイバーエージェントはゲーム事業の収益拡大に向けて強化策を打ち出した。
同社は「Ameba(アメーバ)」内でスマホ向けゲームを提供する一方、ネイティブゲームアプリのヒットタイトル創出を目指して2013年6月には専門部署「Ameba Native Game Studio」を設立。ネイティブゲームアプリを開発している。今回、ゲームエンジンの「Unity」と「Cocos2d-x」の技術習得を目指すエンジニア育成制度「ネイティブアカデミー」を実施すると発表。12月にスタートし、「Unity」と「Cocos2d-x」の2コースで各20名ずつ外部研修を実施し、約1カ月間で技術を習得する。
サイバーエージェントグループとしては、ソーシャルゲーム事業の累計登録ユーザー数が3月に3000万人を突破。グリーとの合弁会社グリフォンからは初タイトルのソーシャルゲーム「レジェンド オブ モンスターズ」をリリースしている。そんななかでエンジニア育成制度を開始することで、ゲーム分野での事業展開に弾みをつける狙いがある。
関連サイト
■サイバーエージェント
この記事の編集者は以下の記事をオススメしています
■アスキークラウド 創刊4号(10月24日発売)
「ゲームの魔力で顧客を夢中に 「没頭」ビジネスの正体」
■「毎日スマホでゲームを楽しむ」が6割近く
■約1年8カ月で2000万DL達成、パズドラの勢いとは
■「赤城」も驚く、ゲームビジネスで勝つ法則