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T教授の「戦略的衝動買い」 第267回

便利なのか!? ソニーのレンズカメラ「QX10」を衝動買い!

2013年10月30日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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小型の本体にモニター以外の
すべてのデジカメの要素を凝縮

バッテリーとmicroSDカードスロットは、裏フタをスライドさせて開いた所に

バッテリーとmicroSDカードスロットは、裏フタをスライドさせて開いた所に

オプションのバッテリーチャージャー「BC-TRX」を購入すれば、ソニーのほかのデジカメ用バッテリーのほとんどが充電可能だ。もちろんQX10のバッテリーも充電できる

オプションのバッテリーチャージャー「BC-TRX」(5380円)を購入すれば、ソニーのほかのコンデジのほとんどのバッテリーを充電可能だ。もちろんQX10のバッテリーも充電できる

パッケージにAC充電器は入っていない。PCやAC/USBアダプターから充電

パッケージにAC充電器は入っていない。PCやAC/USBアダプターから充電

 本体には専用バッテリーを使用し、約220枚の静止画撮影が可能だ。バッテリーは、QX10を外部のPCとUSB端子接続することでも充電できるが、同社のオプション充電器を使用すればバッテリーを取り外して直接充電可能だ。

電源オン/オフスイッチを軽く押すと、QX10の電源が入りズームレンズが伸長する

電源オン/オフスイッチを軽く押すと、QX10の電源が入りズームレンズが伸長する

側面にあるミニ表示パネル。バッテリー残量やmicroSDの有無を表示する

側面にあるミニ表示パネル。バッテリー残量やmicroSDの有無を表示する

側面に配置された「ズームレバー」(上)と「シャッターボタン」(下)。「MULTI」と記述のある左下のカバーをめくると、MULTI端子とリセットボタンがある

側面に配置された「ズームレバー」(上)と「シャッターボタン」(下)。「MULTI」と記述のある左下のカバーをめくると、MULTI端子とリセットボタンがある

 QX10は、単体で写真撮影から撮影データの保存まですべてができる完結型のデジカメだ。本体の表面には、起動から撮影に至るまでの必要なスイッチ類である電源ボタン、シャッターボタン、ズームレバー、バッテリー残量やmicroSDカードカードの有無を示す小さな液晶パネル、マイクロフォン、三脚ネジ穴、ストラップホールなど、すべてが用意されている。

QX10本体(左)とスマートフォンアタッチメント(右)

QX10本体(左)とスマートフォンアタッチメント(右)

 また本体とは別に、QX10を任意のスマホの背面に取り付けるための“スマートフォンアタッチメント”が同梱されている。

スマートフォン用タッチメントをQX10の背面に取り付け、スマホへ固定するための2つの爪を起こす。矢印の付いている側の爪(右)は右側にスライドし、スマホの短辺のサイズに合わせて調整可能

スマートフォン用タッチメントをQX10の背面に取り付け、スマホへ固定するための2つの爪を起こす。矢印の付いている側の爪(右)は右側にスライドし、スマホの短辺のサイズに合わせて調整可能

開いた一方の爪はスプリングの力で、スマホをしっかり挟んで固定してくれる

開いた一方の爪はスプリングの力で、スマホをしっかり挟んで固定してくれる

 筆者所有の「Xperia Z Ultra」やタブレットの「Nexus 7」では、横幅(短辺)が大きすぎて対応できないが、スマホの横幅が70mm前後ならスマホのディスプレーの背面側にQX10を確実に取り付けて、ごく普通のデジカメスタイルで撮影することができる。しかし、これはまさにGALAXY Cameraの状態に戻ったようなものだ。

 QX10はレンズスタイルカメラ単体でも撮影はできるが、ビューファインダーがない状況では、レンズがどの被写体を狙っているのか正確に把握できない。そのため、一般的には、スマホ内蔵のカメラのクオリティーでは心もとないと判断した時に、後付のQX10の出番となり、カメラをスイッチできることが大きな活用メリットだと一般的には理解されているようだ。

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