シャープは、業界初となる赤外線3Dモーションセンサーに必要な素子を一体化した電子部材「GP2Y8E01」を発表、10月31日よりサンプル出荷を開始する。
GP2Y8E01は、赤外線LEDと受光センサー、DSP(座標計算処理回路)を一体化したもので、受光センサーが捉えた手の動き(上下左右遠近)をDSPで計算した結果を出力するもの。画面に手を触れずに操作するノートPCやタブレット、スマホ、カーナビなどに搭載することが見込まれている。
本体サイズは幅7.9☓奥行き3.9☓高さ3.4mmと小型のパッケージとなっており、インターフェースは電子部材の高速シリアル通信であるI2Cを採用。サンプル価格は1100円、量産開始は2014年3月を予定している。