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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」第132回

ハープ業界の今を知り、今後を占うHandy Harp

20年前の紙を基に作られたiPadアプリは革命を起こせるか

2013年10月27日 12時00分更新

文● 四本淑三

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至近距離で聴く生ハープの音は感動的!

―― あの、ちょっと鳴らしてみていいですか?

朝川 どうぞどうぞ。

佐野 高いですよ、一弦鳴らすごとに課金されますから。

―― ちょっと!

朝川 前の筒の部分にワイヤーが通っていて、ペダルを踏むとこれが回って音程が変わるようになっているんですよ。

これがギターで言うところのナット側。上の弦が巻き付いた部分がチューニング用のペグで、その下のピンはテンショナー。さらに、その下に2本のピンが付いたディスクがある。これをがペダルの動きに合わせて回転し、弦に接触して音程を変えるする
アプリのプレイヤー画面の上から2段目にこのこのディスクがある。オクターブの各音に対応したペダルを踏むと、ディスクが回りピンが接触する様子が模式化されている

―― これは制度が必要な仕組みですね。弦は材質が一本一本違いますよね?

朝川 低音はスチールですね。これはガット(羊の腸)。高い方はナイロンです。

―― なるほど、では失礼して。

(♪ボロロロロロロロン)

―― おおお、弦の振動が、この高さで、面で。おおおお、伝わってくるというのが。まさに正弦波がいくつも重なって倍音を構成している様子がそのまんま形になっていて、その形のまんまの音が、おおおお。

佐野 いやー、すごいですねー。

朝川 僕もがハープを始めたのも、最初に同じ感想を持ったからですよ。

弦には音を識別するためカラーコードが付けられている。各オクターブの赤が「ド」、青あるいは黒が「ファ」
ハープの胴体。ギターで言うところのブリッジ側。木材で作られた中空構造で、奏者側に向けてギターのサウンドホールのような穴が開いており、その奥を覗くと弦の結び目が見える。その部分は朝川さんの企業秘密!

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