PCIe接続フラッシュストレージ、11ac、Thunderbolt 2採用
Haswell版MacBook Pro Retina
前回9月のスペシャルイベントではサイレントアップデートも含め、MacBook Air、iMac、Mac miniの3製品ラインナップも更新が発表されたが、今回はいよいよその残り製品のアップデートとなる。注目はやはりMacBook Pro Retinaディスプレイモデルで、Haswellこと第4世代Intel Coreプロセッサーを搭載したモデルの登場となった。
Haswellの特徴として、省電力性とGPUの大幅強化が挙げられる。Mavericksとの併用でこれはいかんなく発揮され、バッテリー駆動時間にして前モデルの7時間から9時間となり、iTunes動画でも9時間の連続再生が可能になったとAppleでは説明する。また、Haswell世代へのアップデートによりI/Oまわりも強化され、より高速なフラッシュストレージへのアクセスやThunderbolt 2搭載によるスループットの向上、そしてIEEE 802.11acへの対応など、ありがたい更新となっている。
13インチモデルの場合、GPUは内蔵型のiGPU(CPU内蔵GPU、integrated GPU)となるが、15インチモデルではディスクリート型のdGPU「NVIDIA GeForce GT 750M」(2GB)も加え、省電力性とパフォーマンスの両方を適材適所で使い分けることが可能になっている。