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2Kパネルで4K相当表示に対応できたからくり

パネルを変えずに4K相当! 「AQUOS クアトロン プロ」の秘密

2013年11月22日 13時00分更新

文● 鳥居一豊

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2Kパネルを使っているのに4K相当の画質ってどういうことなのか? 開発陣を直撃!

 各社から4K(3840×2160ドット)解像度のテレビが相次いで発売され、4K放送や4K動画配信の準備も着々と進んでいる。そう考えると、これまでのフルHD(1920×1080ドット、いわゆる“2K”)テレビの立ち位置は微妙だ。

 もちろん、現状は地上波放送をはじめ、Blu-ray Discの映画もフルHD画質なのだから、多くの人にとって一般的なテレビがフルHDテレビであることは間違いない。立場が微妙になるのは、画質や音質にこだわった高級モデルだ。

46V型の「AQUOS クアトロン プロ XL10」

46V型の「AQUOS クアトロン プロ XL10」

 各社ともさまざまなアプローチをしていくことになると思うのだが、シャープは自社でパネル生産をしている強みを活かした実にユニークな提案をしてきた。それが「AQUOS クアトロン プロ XL10」シリーズだ。

 大まかに概要を伝えると、従来のフルHD最上位モデルである「XL9」シリーズの後継機で、4原色液晶技術「クアトロン」と、低反射と艶のある映像を両立できる「モスアイパネル」技術を備える。

サイズの異なる5機種をラインナップ

サイズの異なる5機種をラインナップ

 メガネは別売だが、3D表示にも対応する。ラインナップは、80V型の「LC-80XL10」(88万円前後)、70V型の「LC-70XL10」(68万円前後)、60V型の「LC-60XL10」(35万円前後)、52V型の「LC-52XL10」(30万円前後)、46V型の「LC-46XL10」(26万円前後)の5モデル。80V型と70V型は12月10日、60/52/46V型は11月30日に発売される。

 その最大の特徴は「クアトロン プロ」と呼ばれる新技術。4原色液晶技術と「超解像 分割駆動エンジン」という、同社の独自技術を組み合わせることで、なんとフルHD画素のパネルでありながら、4K相当の高解像度表現を可能にしたという。

 そのため、入力された映像はすべて4K解像度にアップコンバート処理されるし、HDMI入力も4K/30pに対応している。こうした部分も含めて、パネルの実解像度以外の部分は現在の一般的な4Kテレビと同等となっている。

 一方で、価格はフルHDテレビの高級機クラスであり、XL9シリーズの発表直後の価格と比べてもわずかに値下がっているほどだ。

 “4K相当”の画質が言葉通りならば、ちょっと凄いニュース。4Kテレビは気になるけれども、価格的に手が出ないという人や、自分は4Kテレビが必要ないと思っているが、もしかするとすぐに4Kテレビが当たり前の存在になるかもしれない今、フルHDテレビの購入は心配という人には向いている。

 当然ながら、フルHD画素でどうやって4K相当を実現できたのか? というところが一番気になる。そこで、シャープを直撃し、発売直前のXL10シリーズについて詳しく話を聞いてみることにした。

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