腕時計のようなデザインで手首にはめてスマホとワイヤレスで接続し、スマホと連携する腕時計型デバイスのスマーウォッチ。アップルが「iPhone」と連携できる「iWatch」を開発している一方、韓国サムスン電子は「GALAXY Note 3」や「GALAXY J」と連携する「GALAXY Gear」を9月25日から世界140カ国に出荷を開始した。
GALAXY Gearを販売しているのは日本ではNTTドコモとauだが、今回、アイ・オー・データ機器がGALAXY Gearを取り扱うと発表。同社が持つ販売チャネルを通じ、10月下旬から全国家電量販店でGALAXY Gearを販売することになった。ユーザーはドコモショップやauショップに行かずとも、身近な家電ショップでGALAXY Gearを手に入れられるようになる。
アップルや韓国サムスン電子だけでなく、ソニーでもスマホの「Xperia」と連携する「SmartWatch」をすでに商品展開済み。10月25日からは最新モデルの「SmartWatch 2」を発売する。あくまでスマホのアクセサリーという位置づけのスマートウォッチだが、主要のスマホメーカー各社がいずれも商品開発に力を入れているだけに、決して軽視はできない。むしろ、スマホを使った新たなスタイルとしてユーザーからの興味を引いているため、今後、GALAXY Gearの販路が拡大することで、スマーウォッチの認知度がさらに高まり、広く一般に普及していく可能性を秘めていると言える。
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アイ・オー・データ機器
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