「VAIO Tap 11」は、実用的に使えるWindows 8タブレットだ!
VAIO Tap 11をひと通り検証してみて感じたのは、ようやく「使える」Win8ピュアタブレットが登場したという点だ。これまでの標準的なWin8タブレットは、CPUにAtom Z2760を採用しメモリー容量は2GB程度、ストレージには64GBのeMMCといった組み合わせで、お世辞にもパワフルとはいえなかった。メールやネットには十分な性能ではあったが、画像をふんだんに使った文書の作成やデジカメ写真の加工/管理などには明らかに役不足である。Core iシリーズを搭載したモデルとなるとスペックは向上するが、より厚く&重くなってしまう。パワーとモバイル性能はトレードオフの関係にあったのだ。
しかしVAIO Tap 11は、見た目はタブレットでも、中身はUltrabook並みの性能を持っている。画像編集や動画作成など、高いマシンパワーを要求する作業もサクサクこなせる。ビジネスはもちろん、プライベートでも活躍することは間違いない。
これまで、性能に満足できないためにWindows 8タブレットの購入をためらっていた人も多いだろう。そんな人にこそ、VAIO Tap 11をおすすめしたい。
主なスペック | |
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製品名 | VAIO Tap 11 |
型番 | SVT1121A1J |
ソニーストア価格 | 10万9800円から |
CPU | Intel Core i7-4610Y(1.7GHz)、Core i5-4210Y(1.5GHz)、Core i3-4020Y(1.5GHz)、Pentium 3560Y(1.2GHz) |
メインメモリー | 2/4GB(最大4GB) |
ディスプレー(最大解像度) | 11.6型ワイド(1920×1080ドット) IPS液晶、静電式タッチパネル、LEDバックライト、 トリルミナス ディスプレイ for mobile、 X-Reality for mobile |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4200(CPU内蔵)またはIntel HD Graphics(CPU内蔵) |
ストレージ | 約128/256/512GB SSD(6Gb/s SATA) |
光学式ドライブ | ― |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) |
インターフェース | USB 3.0端子、microHDMI端子、Bluetooth 4.0+HS、NFC機能、92万画素ウェブカメラ(フロント)、799万画素ウェブカメラ(リア) |
カードスロット | microSD/microSDHC/microSDXC対応メモリカードスロット |
テレビ機能 | ― |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デュアルマイク、ヘッドホン出力 |
サイズ | 本体サイズ:約幅304.6×奥行き188×高さ9.9〜10.5mm、キーボード: 約幅304×奥行き187.4×高さ4.25mm |
重量 | 本体:約780g、キーボード:約320g |
バッテリー駆動時間 | 本体:約8時間、キーボード:約2週間(3時間充電) |
OS | Windows 8(64bit) |
オフィス | Microsoft Office Personal 2013/Home and Business 2013/Professional 2013 |
付属品 | デジタイザースタイラスペン(VGP-STD2)、ペンフック |