ゼロスピンドルPC全盛時代だからこそ
一家に1台「外付け光学ドライブ」が必要なのだ!
ウルトラブックを筆頭としてWindows 8/8.1タブレットなども登場し、パソコンから光学ドライブが消えつつある。最近はソフトをパッケージで買っても、ダウンロードURLとシリアルコードが記載されたカードが1枚のみ入っている、なんてこともザラだ。
だからといって光学ドライブの有用性まで消えるわけではない。大きなサイズのデータを受け渡しする場合にはまだ現役だし、自宅にはブルーレイ&DVDで映画やドラマがコレクションされている。パソコンがいよいよ不調に陥ったときは光学ドライブからのリカバリが頼みの綱となることだってある。つまり、光学ドライブは、以前より使用機会は少なくなったものの、確実に必要な周辺機器なのだ。
ゼロスピンドルのパソコンが増えたいま、光学ドライブは外付けタイプの製品を一家に1台、もしくは部署に1台常備するのが賢い利用法といえる。ではどれを買えばいいのか……? となったときにオススメしたいのが、パイオニアのワイヤレスポータブルBDドライブ「BDR-WFS05J」だ。
BDR-WFS05Jは、パソコンから無線LAN経由でアクセスしてBDドライブをワイヤレスで利用できる優れモノ。また、家庭や部署の複数のパソコンから1台のBDドライブを共有することも可能だ。その魅力的な機能をさっそく詳しくみていこう!
ワイヤレス設定はカンタン! 気軽に共有化もできる
BDR-WFS05Jは、コンパクトな「BDドライブ」とそれに付属する「ワイヤレスドック」で構成される製品。そのキモは、なんといってもワイヤレスドックだ。このワイヤレスドックには「仮想化USB技術」が採用されていて、無線LAN経由でドックとパソコンを接続すると、ドックに接続されているUSBデバイスがパソコンに接続されているUSBデバイスとして認識できる。つまり、外付けBDドライブをワイヤレスで利用できるということだ。
ウルトラブックやタブレットはたいていワイヤレスで使うものだから、光学ドライブだけをUSB接続するというのはその使い勝手を低下させること間違いなし。その点このBDR-WFS05Jなら、ソファーに座った膝の上で広げたウルトラブックや、ベッドに寝転んだまま操作するタブレットからワイヤレス状態で光学ドライブを利用しつつ、快適に各種コンテンツを楽しめる。
このワイヤレスドックは、パソコンに直接接続する「アクセスポイントモード」、ルーター経由で接続する「ステーションモード」に対応し、ユーザーの環境によって使い分けられる(詳細は後述)。専用ツールを利用すれば、接続するユーザーを切り替えられるので、1台のBDドライブをオフィス内で、あるいは家庭で共有するといった使い方も可能だ。
もちろんBDR-WFS05JのBDドライブは、パソコンとUSB接続すれば一般的な外付けBDドライブとして利用することも可能だ。しかもその場合はUSBバスパワーで給電できるため、ACアダプターは不要だ。BDドライブのサイズもコンパクトなので、自宅ではワイヤレスドックを使ってBDドライブを共有しながら活用し、外に持ち出すときにはドライブ部とUSBケーブルだけを持参する、という使い方もできるだろう。
さらにこのBDドライブには、パイオニア独自のアルゴリズムでデータの欠落を補う「PURE READ2+」機能が搭載されている。これにより、オーディオCDが盤面の傷や汚れなどで読み取りにくい状態でも、原盤に忠実な音質を再現できるという。
また、ドライブの動作音を抑える「アドバンスド静音ファーム」によって、BDやオーディオCDを再生しているときに発生する余計なノイズを抑え、静音性を確保しながら鑑賞が楽しめる。
