オンライン上の障壁には、Webサイトをダウンさせるように設計された標的型攻撃やコンテンツをブロックするフィルタなどといった検閲も含まれる。そこで米グーグルは、抑圧的で、利便性を阻害するこうした検閲から回避できる3つのツールを発表した。今週、ニューヨークで開催されている「Conflict in a Connected World」というサミットに関連する。
3つのツールのうちの1つは「Project Shield」で、DDoS(distributed denial of service/分散型サービス拒否)攻撃からWebサイトを保護するもの。ニュースや人権保護、選挙関連のコンテンツを提供するWebマスターに対し、同プロジェクトへの参加を呼びかけている。
また1つのツール「The Digital Attack Map」は、Webサイトをダウンさせるように設計されたDDoS攻撃を可視化するもの。そしてもう1つの「uProxy」は、フィルタリングや監視、誤った誘導からインターネット接続を保護するのに役立つ、信頼できるルートを提供するブラウザ拡張機能となる。
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