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駅前のビルで銃撃戦ができる!

東京駅徒歩3分のビルにサバゲフィールド「ASOBIBA」がオープン

2013年10月21日 18時00分更新

文● 伊藤 真広

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歴戦の筆者が辛口レビュー
最大の難所は階段の踊り場!

 せっかくプレオープンを取材したので、ゲームプレイにも参加させていただいた。今回用意した火器は、狭い室内でも取り回しのしやすい東京マルイの電動アサルトライフル「G36C」と、ガスブローバックのハンドガン「Px4」だ。

 ゲーム参加者は60名で、30人の2チームに分かれてフラッグ戦を中心としたゲームを開始。雰囲気を出すためだろうか、間接照明を多用しているのだが、段差がかなり多く転倒の危険があるため、段差があるところにはフットライトなどの対策が必要ではないかと感じた。

 ビル内ということで、フィールドの壁や床に当たっての跳弾が激しいが、ダンボールやウレタン材、発泡スチロールなどを貼って跳弾対策を施している点は評価したい。

階段で戦闘が膠着してしまうことが多かったので、貸し切りでゲームする際には、階段越しの射撃を禁止するなど、チーム内で独自ルールを作るといいだろう

 ゲームだが、アサルトライフルなどの長モノはセミオートで弾数を制限しないと、階段の踊り場や扉を挟んでの攻防が単調化してしまう可能性が高い。プレイヤーのスキルにもよるが、緊張感のあるプレイを楽しむなら、フルオート禁止や、使用火器をハンドガンのみにするといった独自ルールをプレイヤーのほうで作ったほうがいいだろう。

階段部分は特に狭いので、跳弾ヒット制の場合は、とりわけ戦闘が膠着しやすい

 フロアが複数に分かれているので、スタッフがフィールド内に常駐しているが、スタートや終了の合図などが伝わりにくく感じたので、レシーバーや館内放送設備といった音響設備がほしいと感じた。なお敵との距離が近いため、球がヒットするとかなり痛い。少々厚手の装備をしておいたほうがいいだろう。

扉越しの攻防は、CQBの雰囲気があり楽しめる。室内突入時にはグレネードが特に威力を発揮する

 今日はプレオーオンということで、プレイヤーの数が少なく床に転がるBB弾の数が少なかったので気にならなかったが、今後プレイが進むにつれて床に散らばるBB弾が数が多くなれば、それらを踏んで転倒する可能性が高い。これはどこのインドアフィールドでも言えることだが、床にウッドチップを撒くなどの対策を講じるか、こまめにBB弾を回収する必要があるだろう。

写真では伝わりにくいが、実際にプレイすると室内はかなり暗く、映画やFPSゲームのような雰囲気を味わえる。キルライトやダットサイトがあると戦いやすいだろう

 現在は、フィールドの利用可能日が土曜と日曜に限られている。今後、平日も利用可能になった場合は、近隣のオフィスで働くサラリーマンやOLが気軽に参加できるプレイ時間や参加費用の設定なども必要だろう。

 これから正式オープンを迎えるまでに試行錯誤を繰り返せば、より完成度の高いフィールドになるはずだ。これまでにないアクセスしやすい好立地条件のフィールドということで、今後に期待したい。

ASOBIBA

住所:東京都中央区日本橋-3-3-15 日本橋K-1ビル3F
URL:http://asobiba-tokyo.com/index.html
利用料金:2部制 1部(9時~16時)/2部(16時~23時)各部5000円 貸切30名~
レンタル品:銃、ウェア、フェイガードあり(有料)
物販:弾、ガスなど


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