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来たるXeon自作時代を先取りしたPC自作の強者対談

200万円PC自作のテックウインド営業マンVSジサトライッペイ

2013年10月31日 11時00分更新

文● 週刊アスキー編集部

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この記事は週刊アスキー 増刊号『IvyBridge‐E爆速PC自作』(2013年10月31日発売)に掲載されたものを一部修正したものです。

Xeon自作で夢の24コアマシンを実現!

 Xeonと言えば、インテルのサーバー用CPUブランドだが、対応ソケットはLGA2011と自作PCでも利用できる。最新のE5-2600 v2は22ナノ世代の省電力コアを採用し、対応マザーボードなら対応BIOSにアップデートすれば使える。Xeonなら2CPU運用もでき、最大24コアの最強マシンも夢ではない。今回はそんな超高性能PCを自作した2人の自作対談をご覧いただきたい。

Xeon E5-2600 v2シリーズの主なラインアップ

下は2万円台から上は27万円超の製品まで、TDPも60Wから150Wとラインアップの幅が広い。ちなみにコアi7の最上位4960Xは6コア/12スレッド、3.6GHz、L3キャッシュ15MBで10万円前後

特別な最上位 E5-2697 v2

24コア/48スレッド動作のXeon E5-2697 v2は緑の基板が縦横に長い特殊形状。プレミアム感満載だ!

XeonはLGA2011

写真は右からXeon E5-2697 v2、1世代前の最上位Xeon E5-2687W(8コア)でともにLGA2011に対応。左はLGA1150のCore i7-4770K(4コア)。コア数差はCPUの大きさに直結する

怒涛の24コア/48スレッド

最上位Xeonを2個搭載し、タスクマネージャーで論理コア(スレッド)数を見ると大迫力の48スレッド動作が確認できる。自作PC好きなら、これだけで白飯三杯はいけるはず

最上位Xeon2個の新旧対決で見る性能

前世代の最上位から約1.3倍

1世代前のXeon E5-2687Wは1個あたり8コア/16スレッドで動作クロックは定格3.1GHz。2697 v2は定格2.7GHzなので順当な伸び率

90Wも電力を削減できた!

高負荷時は『OCCT』のCPUテスト時。24コアとはいえ、22nm世代の省電力コアのおかげでCPU使用率100%でも前世代から90Wも低い

水冷で超ド安定の51℃

高負荷時のCPU温度も前世代から10度以上低下。テストでは水冷を使ったが、ピークでこの程度なら空冷CPUクーラーも使えそうだ

【検証環境】 マザーボード:ASUS『Z9PE-D8 WS』(Intel C602)、メモリー:センチュリーマイクロ『CD16G-D3LRE1600L42』(PC12800 DDR3 16GB ECC Registered)×8枚、グラフィックボード:GeForce GTX460、電源ユニット:Corsair『AX1200i』(1200W、80PLUS PLATINUM)、CPUクーラー:Corsair『H100i』(簡易水冷、240mmラジエーター)×2基、OS:Windows8 Pro(64ビット、DSP版)

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