旅するイエデンワ2
だってPHSだし
何度も言うが、PHSなのでもちろんモバイルも可能だ。ビジュアル的にネタに見えるのだが、緊急時には持ち運ぶ可能性が高いし、学校ではプールや体育館など電話のない場所に設置されている例もあるため、携行性を確認するのは大切だ。単3乾電池×4本での連続通話時間は約8時間、連続待機時間は約800時間になっており、家にあるときにACアダプターを使用しているのであれば、乾電池は予備電源にしておける。
持ち運ぶときの注意点は、ボタン操作音をオフにすることくらいだろうか。また、壁掛け用の受話器フックの向きを変更しておくとカバンの中でも受話器が外れにくい。どちらかというと、搬送中は大きいボタンゆえ、誤入力が生じやすい。そのため、電源をオフにしておくのもアリ。起動までは10秒ほどなので、電話をするときにも手間ではない。問題としては、着信があったか不明になることだが、できる相手ならばメールなどを入れてくれるので、そちらを頼るのが正解だ。モバイルモードとして、ボタンロック機能があってもよかったと感じたが、ユーザー層的に「ボタンが反応しない!」と混乱する可能性もあるから、これが正解なのだ。
さて、イエデンワ1をモバイルしていたとき、どうにも受話器が外れてしまいがちだったので、今回は巾着袋に入れて運搬していた。受話器が外れにくいだけでなく、ある程度はキー入力を防ぐことができる点がメリット。そして、ちょっとだけ顔を出すイエデンワ2が“KAWAII”のだ。また盗難防止用ロック取り付け穴があるため、そこにストラップを通すのもなかなかよさそうだ。
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