モジュラーを搭載する大型アップデート
個人的に待望だったハンズフリーにも対応!
イエデンワ2最大のアップデートとして挙げられるのは固定回線への接続機能で、イエデンワが文字通り家電話になるわけだ。発信を固定電話回線かPHSにするかは、「設定」もしくは「保留/切替」ボタンから選択できるため、なにかしらの目的で家から持ち出すときもPHSと固定回線の切替も容易なのだ。また受話についても、PHSと固定回線の両方が待ち受けできるため、連絡手段としての実用性も高い。
固定電話モード時は、固定電話そのものなので、別段書くことがないほど固定電話になる。機能としてはナンバーディスプレイ、発信方式の変更などの定番機能に対応。留守電や留守電メッセージ登録もそのままなので、家族に詳しい事情を告げずに置き換えても問題は生じにくい。子機がないと気になるユーザーもいそうだが、そのときはPHSオンリーにしておき、イエデンワ2本体ごと持ち運べばいい。なお、PHSと固定電話回線の切り替えは、本体正面にある「保留/切替」か設定から変更可能だ。
もうひとつはハンズフリー機能の搭載だ。イエデンワ1の頃からユーザーの求める声が多かったのだろう。ハンズフリー機能により、自宅での通話はもちろん、モバイル時もメモを取るときなど重宝する(ただし、会話内容はダダ漏れになる)。
また今回も気になって、microUSBケーブルでPCと接続してみたところ、Windowsからはデバイスとして認識した。ただ、ドライバーはやっぱりなかったので、不明なデバイス扱いだった。
機能としてソフトウェアアップデートにも対応している。ディスプレーにアップデートのお知らせが表示されるため、わかりやすい。ちなみに、イエデンワ1のときは郵送でアップデートの通知があったので、イエデンワ2でも同様に郵送通知があるかもしれない。ASCII.jp読者諸氏からすると、わびさびの世界になるが、イエデンワユーザーは高年齢層も多いための配慮だ。
この連載の記事
-
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する -
第467回
スマホ
「Galaxy S23 FE」は高性能を8万円台で実現したお財布にも優しいスマホ -
第466回
スマホ
Galaxy S24 UltraはGalaxy S23 Ultraからどう変わった?カメラや生成AI機能を比較した - この連載の一覧へ