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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第30回

ミクZ4、怒濤の2連勝で王座奪還が目の前に!

2013年10月17日 21時59分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部 写真●鉄谷康博、加藤公丸

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関係者コメント

鈴木代表

 全チームぶっつけ本番という条件の中、こんなにすべてがうまくいったのは運も大きかったけど、チームの総合力の強さが根幹だったんじゃないかなと考えております。昨年のオートポリス戦後はシリーズチャンピオンの可能性がなくなってしまい、非常に寂しく、悔しい思いで最終戦を迎えたというのが、実は心の傷として今まで残っていて、その二の舞だけは踏みたくないと思っていました。

 しかし、富士の優勝で光明が見えまして、今回の優勝でチャンピオンが現実的になりました。そのチャンピオンに挑戦できる権利を残したまま最終戦を迎えられるというのは何よりもうれしいし、ファンのみなさんをガッカリさせずにすんでほっとしております。今回はとにかく「うれしい」よりも「ほっとした」という気持ちのほうが大きくて、腰が抜けた状態ですね(笑)。ファンの方々の夢を最終戦まで繋げられてよかったです。

大橋監督

 今回は作戦というよりは、タイヤとかほかのクルマのシチュエーションとか、いろんな要因があっての勝利だったんじゃないかと思います。結果的には2位以下に大差をつけていましたが、あれは特に狙っていたわけではないですし、ドライバーとチームとクルマとタイヤ、すべてが良かったですね。

 朝の予選で、時間がない中でセッティングを出して、決勝でもやるべきことをきっちりやれたからこそ得られた勝利でしょう。

片山スポーティングディレクター

 本当に良い結果がでて良かったですね。天候が荒れて予選が決勝日にずれたり、そのせいでタイヤを外しているチームもあったりと、総合力での勝利なんだけど、運にもだいぶ助けられましたね。僕だけ厳しい見方になっちゃうけど、こりゃ、次のもてぎはキツいんじゃないかなと。

 もちろんクルマも鈴鹿1000kmでBMWからステファンやヨルグが来てくれて良くなって、タイヤもバッチリだったし、みんなの集中力も高まってきているけど、だからこそ最終戦は気を引き締めていかないとね。100点のレースって一生のうちでなかなかないので、今回は99点のレースだったんじゃないでしょうか。

谷口選手

 こんなにうまくいくとは思わなかったですね。周りのチームがタイヤ外したりとかトラブルが起きたりとか、いろんな部分でラッキーだったこともあったけど、ヨコハマが良いタイヤを用意してくれて、スタートの片岡選手が抜きまくってくれて、3位でバトンを渡してくれた。

 こりゃ行くしかないでしょ!とアウトラップを頑張って、GT-Rの前に出られたから、次は絶対にアストンを捕まえてやる!と気合いを入れて走りました。アストンを抜いたら意外とほかのクルマが来なくて。終わってみればかなり差がついたみたいですね。我々としては最高のレースができましたね。

片岡選手

 今日の勝因はタイヤが良くて、周りが数周でタレだす中、コンスタントにタイムを刻めたことが大きいですね。あとは序盤で引っかかってしまいそうなクルマを、早い段階でかわせたので、それもラップタイムを維持できた要因です。

 予選はいつものごとく苦しかったけど、チームもドライバーもミスなくこなして、思ったよりもパーフェクトなレースができました。今回はブレーキングもコーナリングも優れていたので、クルマのパフォーマンスを活かすことができたかと思います。

2回目の勝利の味を噛み締める!

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