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大型台風26号が直撃、朝の喧騒が消えた秋葉原

2013年10月17日 07時13分更新

文● 伊藤 真広

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 10年に1度の大型台風26号が、10月16日に関東を直撃した。伊豆大島では土砂崩れなどで大きな被害が出たほか、首都圏でも交通機関の運休や遅れが発生し、朝の通勤時間と重なったこともあり各地で混乱が生じていた。

台風が過ぎ去った8時30分過ぎの外神田一丁目の様子。早朝とはいえ完全に無人になっているのは珍しい?

 秋葉原でも山手線、京浜東北線、総武線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレスが運行を見合わせたり遅れが生じていたこともあり、普段であれば近隣のオフィスに向かう人が行き交うJR秋葉原駅周辺も、人の姿がほとんど見られなかった。

4枚あるシャッターのうちの2枚を完全に閉じ、残る2枚についても雨が吹き込まないように上半分を降ろしていた

 JR秋葉原駅の電気街口では、強風と雨の吹き込みを防ぐために、構内のシャッターを一部閉じるなどの対策をしていた。

台風の接近が通勤ラッシュと重なったため首都圏の鉄道網は大混乱

普段であれば通勤客で混雑する秋葉原駅だが、乗り入れている列車が運休のためまばら

 街は、浸水や倒壊などもなく目立った被害は見られなかったが、一部の店舗で屋外に張り出していたポップなどが吹き飛ばされていたほか、風の力で押し倒されそうになっている街路樹の姿が見られた。

駅前を職場に向かって歩く人の姿は非常に少ない

万世橋交差点の様子。やはり歩行者は極端に少ない

万世橋から昌平橋を望む。雨が止んでから30分ほどしかたっていないのだが、水位は下がり始めていた

どこかの店舗から飛ばされてきた看板

 台風は午前の早い時間に過ぎ去るという予報だったため、多くの店舗は通常営業となっていたようだが、一部の店舗では台風の影響が小さくなる午後からに営業時間を変更しているところもあった。

風の力に負けたのか倒れそうな街路樹

ビルの壁に貼られていた告知POPも剥がされてしまっていた

ニッピンやリバティ、マツモトキヨシなどのいくつかの店舗で営業開始時刻を遅らせる旨の張り紙がされていた

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