早速iPhoneを載せてみたところ、はっきりと分かるくらい音が大きくなり、驚いた。どんな音かというと「iPhoneの音」に違いないが、iPhoneの音がそのまま大きくなり、わざとらしくない程度にエコー感が出る。わずかに太くなって艶めくような気もするから不思議だ。
ひとつ気になったのは、iPhone 5sを載せた際の安定感に欠けるところ。iPhone 4や4Sにも対応しているので、5sや5では多少隙間が空いてしまうのだ。
しっかりと設置すれば落ちてしまうことはないが、載せる際は少し気を付けたい。iPhoneを載せたときの見た目は最高だ!
色々聴いてみたのだが、クラシックやジャズとの相性は抜群。自然で丸みのある音は耳に優しく、「前に座ってしっかり鑑賞したい音」というより、「BGMとしてずっと流しておきたい音」だ。同僚などに「これは相性がぴったりだ!」と好評だったのが、シガー・ロスやビョーク、ムームといった北欧のバンド。特有の残響感が強調され、非常に心地良い音を奏でてくれた。
スピーカーとしても予想以上にちゃんと使えるMegaphoneだが、「iPhoneを置くだけで大きな音が出るインテリア」としても良さそうだ。写真のブラックのほかに、ホワイト、ゴールド、プラチナ、カッパー、グレーと、カラバリも豊富。独特ながらシンプルな見た目・色合いなので、玄関や床の間、ベッドサイドなど、どんな場所にも合うはず。ゴールドと床の間の組み合わせなんて面白いのでは?
公式にアナウンスしている対応機種は、iPhone 5/5s/4/4S/3G/3GS、iPod Touchの(第2〜4世代)だが、底面にスピーカーがあり、受け口にはまるものなら何でも使えるはず。価格は、ホワイトとブラックが6万4000円、ゴールド、プラチナ、カッパーが9万円、グレーが8万円となっている。