このページの本文へ

最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第59回

国内メーカー個性派モデルでキレイな写真を撮れるのは?

2013年10月14日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

実際に撮影して比べると?
ELUGA Pさすがの結果

 それではいつもの人形を撮影して、撮影した画像を比較してみよう。それぞれ初期設定のままで撮影してみた。

ELUGA P

AQUOS PHONE ss

DIGNO DUAL 2

 これは一目瞭然の違い。筆者は実際の人形を見て比較するものの、実際の人形を見ていなくてもELUGA Pの写真が一番キレイに感じるのではないだろうか。

 色のバランスもよく、ちょっとアヒルや花の色が薄いように感じたり、カーテンの色がちょっと緑っぽいかなあ、と感じる部分はあるが、実物と比べて大きく違うという部分が無い。

 AQUOS PHONE ssは全体的にELUGA P以上に明るく、その点は良いかもしれないがアヒル、ウサギ、花どれも色が薄く見えてしまう。

 DIGNO DUAL 2はもうカーテンの色がおかしい。ずいぶんと赤みがかっている。意外と花の色が良かったりするのだが、写真内で大きなスペースを占めるカーテンがこの色では辛い。

 最後にカメラの他の機能や設定、編集機能をチェックする。

多彩な設定に独自の操作
ELUGA Pは調整が楽しい

 最近は同じメーカーのスマホばかりで、カメラの画面を見ても目新しいことは無くなったが、ELUGA Pは最後まで工夫を続けていたことがよく分かる「他とは違う」感じが楽しいUI。シャッターボタンの下にあるメニューを引っ張ると、多彩な設定が用意されている。

 撮影モードは初期設定では「インテリジェントオート」で、アイコンを見ていると、撮影シーンのアイコンがころころ変わる。これら右上に表示されるアイコンはタップすると、直接設定の変更画面に移る。またアイコンの脇にある+アイコンをタップすると、明るさやホワイトバランスなども調整できる。

撮影画面の下からメニューを引き出せる。フリック操作にも機能を割り当てることが可能

エフェクト付きの撮影もできる

 もちろんメニューから、手動でシーン設定を行ってもOK。「マイカラー」で写真を加工することもできる。メニュー画面を開いているときに撮影枚数や、動画の残り撮影時間が表示され、画面をフリックしてメニューの一部を呼び出せたりと便利な機能が多い。

 画像編集は「ピクチャアルバム」から。普通の編集に加え、デコレーションで手書きの落書きや、スタンプを写真に押すことも可能。また画像でメニューを表示すると「ピクチャリファイン」という項目があり、携帯電話で撮影したような小さな画像を補正し、フルHDサイズにキレイに大きくする。

手書きでデコレーションしたり、リサイズすることなども可能

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン