ジェーシービーはこのたび、「JCBプリペイドカード」と「JCBデビットカード」の発行を相次いで発表した。
JCBプリペイドカードは、実店舗はもちろん2014年1月を目途にオンラインショップでも利用可能。価格は500円（販売価格は800円）から2万円（同2万300円）まで6種類をラインナップするが、チャージして継続的に使えるのが特徴。当初はクレジットカードからのチャージのみだが、銀行口座やオンラインからのチャージにも順次対応していく。
JCBデビットカードは、JCBデビットカード発行銀行の口座を保有するユーザーを対象に発行。支払方法は1回払いのみで、口座からの引き落とし日は加盟店によって異なる。当初は国内のみだが、2014年秋を目途に海外でも利用できるようにし、海外での預金引き出しにも対応する。
クレジットカードとは異なり、プリペイドカードとデビットカードは利用にあたって審査や与信を必要としない。つまり、クレジットカードを持てない人でも手軽にキャッシュレスでの支払い方法を選べる。月刊「アスキークラウド」創刊3号（11月号／9月24日発売）では、「10億円ビジネスを作ろう 現金150兆円争奪戦」と題し、日本の将来を左右をする“脱現金決済ビジネス”にスポットを当てた特集を掲載しているが、JCBはクレジットカードからプリペイドやデビットへと展開を広げ、“脱現金決済ビジネス”に臨み始めたわけだ。
JCBプリペイドカードのイメージ（左：カラフル／右：ブラック）
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