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緊急4件、重要4件の計8件を発表

マイクロソフト、2013年10月の月例セキュリティ情報を公開、「緊急」が4件

2013年10月10日 11時59分更新

文● ASCII.jp編集部

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 マイクロソフトは10月9日、2013年10月の月例セキュリティ更新プログラム(パッチ)およびセキュリティ情報8件を公開した。このうち、深刻度が「緊急」であるセキュリティ情報は4件。この脆弱性を利用した場合、結果として遠隔の第三者によって任意のコードを実行される可能性があるとしている。

緊急のセキュリティ更新プログラムは以下のとおり

  • MS13-080 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム
  • MS13-081 Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される
  • MS13-082 .NET Framework の脆弱性により、リモートでコードが実行される
  • MS13-083 Windows コモン コントロール ライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される
 

 なおMicrosoft Fix it ソリューション「CVE-2013-3893 MSHTML Shim の回避策」を実装したユーザは、MS13-080 の更新プログラムの適用前または適用後に Microsoft Fix it ソリューションを解除する必要はないとのこと。

 

 対策として、CVE-2013-3893 MSHTML Shim の回避策を実装していないユーザーは、Microsoft UpdateWindows Updateなどを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用するのが望ましい。

 そのほか、深刻度「重要」のセキュリティ情報が4件公開されている。なお、次回の月例セキュリティ情報は11月13日公開を予定している。

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