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業界人の《ことば》から 第59回

スマートフォンを軸にした、新しい循環を

Xperia Zに見る、ひとつのソニーと最高のソニーの意義

2013年10月10日 09時00分更新

文● 大河原克行

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今回のことば

「ソニーが持つ最高の技術を取り入れたのがXperia Z1。Best of Sonyの第1章となる」(ソニーモバイルコミュニケーションズ・鈴木国正代表取締役社長兼CEO)

カメラを再定義する

 ソニーモバイルコミュニケーションズが発表したXperiaシリーズの最新モデル「Xperia Z1」は、ソニーの技術を結集した渾身の製品だと、同社では位置づける。

ライフログとしての利用から、きれいに残すへとスマホ撮影のニーズが変わってきていると話す

 その開発コンセプトは、「カメラからスマホを定義する」。最大の特徴はカメラ機能だ。

 開発の起点をカメラ機能の強化に置き、「コンパクトデジカメと同じ水準の『思い出画質』を実現することができる」と自信をみせる。

 これまでのスマホでの写真撮影は、どちらかというと、メモとしての撮影、あるいは写真をシェアするための撮影といった、ライフログとしての利用が中心だったといえる。これに対して、運動会や旅行などのイベント性がある場合の撮影には、コンパクトデジカメやデジタル一眼カメラを用い、思い出をきれいに残すといった使い方をするのが一般的だ。

 そうした使い方に一石を投じ、スマホでもコンパクトデジカメと同じように、「思い出をきれいに残す」といった用途にも使えるようにすることを目指したのがXperia Z1となる。「ソニーのカメラ技術の粋を集め、思い出画質で記録するスマホを実現した」と胸を張る。

コンデジなみの大型センサーに秘伝のタレ

 コンパクトデジカメと同等サイズとなる1/2.3型イメージセンサー「Exmor RS for Mobile」の採用をはじめ、社内では「秘伝のタレ」と呼ばれる高精細撮影を可能にする画像処理エンジン「BIONZ for Mobile」、明るく広角撮影が可能な「Gレンズ」という3つの重要なカメラ技術を、Xperia Z1につぎ込んだ。

発表会資料から

発表会資料から

 「暗所でもノイズを低減して明るく撮影でき、動く被写体もブレを抑えて撮影でき、遠くの被写体も解像度を保ったまま3倍まで拡大できる全画素超解像ズームに対応することで、圧倒的ともいえる描写力を実現した」と語る。

 さらに、撮影中の動画をFacebook上にリアルタイムで共有することができる「Social live」、シャッターを押した前後1秒間合計61枚の写真を高速連写することで撮り逃しを防ぐ「タイムシフト連写」、撮影したランドマークや書籍、文字列から関連情報を検索する「Info-eye」、写真撮影の際に多彩なエフェクトを利用できる「ARエフェクト」といった、写真を楽しむためのソニー独自の機能も搭載した。

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