共同印刷は10月8日、集中的・体系的に通販が学べ、企業のニーズに合わせてカスタマイズも可能な「通販人材育成プログラム」を、一般社団法人通販エキスパート協会と共同開発し提供を開始した。
「通販人材育成プログラム」は、通販の基本的な仕組みや業務フロー、マーケティング、関連法、顧客対応とコンプライアンスなど、通販事業に必要な知識とビジネス手法を、各分野の専門家による講義で集中的・体系的に学習できるプログラム。
対象レベル別に、通販入門者向け「1日集中講座」、中堅社員のスキルアップ向け「2日間実務講座」、実務経験者向け「2日間スペシャリスト育成講座」の3講座を用意している。また、課題に応じた内容のカスタマイズのほか、学習効果を測定するツールとして、通常は指定会場で年2回実施する「通販エキスパート検定」をプログラム開催に合わせて随時提供することも可能。
今後は、通販事業者のほか、通販ビジネスの新規立ち上げを検討している企業やコールセンターなどに同プログラムの採用を働きかけ、今年度中に20社での実施を目指す。なお、同社が運営する学びの電子書店「自己ガク」での電子テキストやeラーニングの提供、講座申し込みなども計画している。
