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米Google、新しい検索アルゴリズム「マグショット」導入 - 逮捕写真サイトの上位表示を避ける狙い

2013年10月08日 16時36分更新

記事提供:SEMリサーチ

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米Googleは2013年10月3日、新しい検索アルゴリズム「マグショット・アルゴリズム」(Mugshot algorithm)を導入したことが New York Times の報道で明らかになった。

これは米国で以前から問題視されていた「マグショット」(警察などに捕まった時に撮影される、逮捕写真)サイトの検索順位を下げる(demote)することが狙い。米国では逮捕写真を集めたサイトが多数あり、写真とともに公開しており、削除してもらうためには高額な削除費用を当該サイト運営者に支払う必要がある。自分の名前等で検索するとその写真(へのランディングページ)が上位に表示されてしまうため、転職等で不利益を被る可能性があるわけだが、削除するために金銭を要求してくることから問題となっていた。

New York Times によると、米Google は先週木曜日(2013年10月3日)に新しいアルゴリズムを導入し、翌日には運用を開始。実際にいくつかの問題のページの検索順位が大幅に下げられている模様だ。

Mugged by a Mug Shot Online
http://www.nytimes.com/2013/10/06/business/mugged-by-a-mug-shot-online.html


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日本でこういうビジネスモデル(?)はあるんですかね、私が知らないだけでしょうか。関連する話題としては忘れられる権利問題でしょうか。

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