富士通は8日、3200×1800ドットのIGZOパネルを採用した、超高解像度14型Ultrabookの新モデル「LIFEBOOK UH90/M」を発表した。価格はオープンプライス。
画面は262ppiと高精細。約500GBのハイブリッドHDDを搭載しながら、15.5mmと薄型である点、約200kgfの加重に耐える点など従来機の特徴を継承。一方でWindows 8.1の搭載やメインメモリーのデュアルチャネル化を果たした。
一方、UHシリーズには、エントリークラスのUltrabookとして「LIFEBOOK UH55/M」も追加されている。10点マルチタッチに対応し、Windows 8.1の機能をフルに楽しめるほか、黒筐体に赤のラインを引くなど未来的な外観も目指している。CPUには第4世代のCore i5、ストレージにはハイブリッドHDDを搭載する。
直販サイト富士通WEB MARTではLIFEBOOK WU1/Mの型番で、14型モデル(WQHD+タッチ対応)のカスタマイズが可能。OSをWindows 8.1 Pro 64bit版に変更できるほか、CPUをCore i7-4500U、メモリー容量を6GB/10GBに増設可能。ハイブリッドHDDのほかに128GBと256GBのSSDを選択できる点などが異なる。
また、直販モデルに関しては今回から有償5年保証に対応する。
主なスペック | ||
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製品名 | LIFEBOOK UH90/M | LIFEBOOK UH55/M |
店頭想定価格 | 19万円前後 | 14万円強 |
CPU | Intel Core i5-4200U(1.6GHz) | |
チップセット | CPU内蔵 | |
メインメモリー | 4GB(4GB) PC3L-12800 | |
ディスプレー(最大解像度) | 14型ワイド(3200×1800ドット) | 13.3型ワイド(1366×768ドット) |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) | |
ストレージ | 約500GB HDD(毎分5400回転)+高速処理用SSD | |
光学式ドライブ | — | ← |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、有線LAN(1000BASE-T、要専用変換コネクター) | |
インターフェース | USB 3.0端子×2、HDMI端子、約92万画素ウェブカメラ | |
カードスロット | ダイレクト・メモリースロット(SD/SDHC/SDXC対応) | |
テレビ機能 | — | ← |
サウンド機能 | ステレオスピーカー、デジタルステレオマイク、ヘッドホン/ラインアウト端子 | |
本体サイズ/重量 | 約幅329.9×奥行き229.9×高さ9.2〜15.5mm/約1.43kg | 約幅322×奥行き225×高さ19.5mm/約1.63kg |
バッテリー駆動時間 | 約12.1時間 | 約11.5時間 |
OS | Windows 8.1(64bit) |