ブースのあちこちにあったスマホ「Xperia Z1」
「One Sony」の動きがよく分かるものは、ソニーモバイルの新フラグシップスマホ「Xperia Z1」だ。5型ディスプレーには、幅広い色再現領域を持った「トリルミナス ディスプレイ for mobile」とソニー独自の超解像技術「X-Reality for mobile」を採用。次にカメラ。レンズはF値2.0の「Gレンズ」を採用。有効画素数は約2070万画素、裏面照射型のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」のほか、画像処理エンジンには「BIONZ for mobile」を採用している。カメラアプリのUIについては、従来よりサイバーショットシリーズに近いUIを採用している点も加えておこう。
ホームネットワークに関しては、よくよく思い出してみるとジャンルの垣根を粉砕しまくってきたハードをソニーは長く投入している。それがPS3で、レコーダーとの連携、nasne、PSP、PS Vitaとの連携を知る読者は多いだろう。One Sonyの最初の到達点としてのXperia Z1に続いて、PS4がさらに牽引する動きにも納得がいくはずだ。この動きは、海外で発表済みのVIAOシリーズも含まれることが予想され、ハードとソフトウェアを同時に展開させてUXを提案してきたソニーらしいと感じられる。