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F1日本GP直前! F1ゲーム「F1 2013」を中嶋悟が語る!

2013年10月04日 22時10分更新

文● スピーディー末岡/電アスレース部

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今でも現役でレース界に身を置く
中嶋悟氏から見た「F1 2013」とは

 中嶋悟氏といえば、日本人初のF1フル参戦ドライバー。F1デビューは1987年のロータス・ホンダで、1991年に引退するまで、世界を相手に戦い続けた。現在はスーパーフォーミュラやSUPER GTでチーム監督を務めている。そんなレースを知り尽くしている中嶋氏に、F1 2013をはじめ、モータースポーツなどのことを聞いた。

レジェンドドライバー、中嶋悟氏

──今年の日本GPではF1マシンをドライブするという話ですが。

中嶋悟氏(以下、中嶋) そうですね。今年は鈴鹿サーキットの25周年記念ということで、僕がかつてドライブした3台のF1マシンに、僕と長男の一貴、次男の大祐と3人で乗り込んで、デモランをします。と言っても、たぶん2周くらいしかしないと思いますし、お昼休みなので、みんなお昼を食べてると思いますが、ぜひ見てください(笑)。

──「F1 2013」をご覧になった感想をお聞かせください。

中嶋 先ほどちょっと見せてもらいましたが、細部までにこだわってて、とてもリアルにできているなと。さっきスタッフがマシンを僕のもので走ってくれたんです。スペインのヘレスサーキットを。そしたら、見ただけでヘレスだってわかるくらいリアルなんですよ。しかも、僕のマシンで1位を走ってくれたもんだから感慨深くて。自分が現役の頃は見れなかったからね(笑)。ゲーム中の視点もいろいろあっていいですね。特にコックピット視点がリアルでいい。

──当時のマシンと現在のマシン、比べてみるといかがですか?

中嶋 今のマシンに乗っていないので、「わからない」というのが感想です(笑)。とはいえ、レーシングカーというのは日々進化しています。速く走るため、そしてドライバーの負担を減らすためにパドルシフトやオートマチックになり、マシンを構成するパーツのひとつひとつは精度が高まっている。だから、操作性はかなり良くなっているでしょうね。当時は片手でステアリングを切りながらシフトチェンジをしていました。例えば鈴鹿サーキットでは、東コースから西コースに向かうダンロップコーナーを200~230km/hくらいでコーナリングしながら抜けるんです。かなりの横Gがかかりながら、さらに重たいステアリングを切りつつシフトアップするというのは、すごく難しかった記憶がありますね。

──最後に、F1日本GPや「F1 2013」を楽しみにしている人にメッセージをお願いします!

中嶋 世界最高峰の自動車レースを楽しんでください。僕は「ヨーイ、ドン!」でマシンが一斉に走っていく姿が一番好きですね。鈴鹿サーキットでもあと5年くらいは開催されると思うので、ぜひ日本グランプリを生で観ていただければ。そして、家に帰ったら「F1 2013」で好きなドライバーになりきって、彼らの走りを再現してください。もちろん、僕を先頭で走らせてくださいね(笑)。

かつてドライブしたマシンを前に、ご満悦の中嶋氏

F1 2013のスポットCMを見逃すな!


 F1 2013体験会では、シリーズ初となるTVCMが放映されることが発表された。期間限定で、BSフジの「F1グランプリ2013」中に放送される。スケジュールは以下のとおりなのでテレビの前に張り付いておこう!

第15戦 日本グランプリ
10月12日(土)21:00~22:00
10月13日(日)21:00~22:50
第16戦 インドグランプリ
10月26日(土)24:00~25:00
10月27日(日)23:30~25:10

※放送時間は、変更になる場合があります



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