今最も旬なミリタリー系ゲームといえば世界中で約7000万人がハマっているWargaming.netの「World of Tanks」(以下:WoT)と、10月31日発売予定のミリタリーFPSゲームの鉄板「Battlefield 4」(以下:BF4)だ。
WoTはその名の通り戦車を操り、戦うオンライン対戦ゲーム。しかも基本プレイは無料だ。9月からは、日本国内での正式サポートが開始され、ミリタリーと萌え要素で人気になったTVアニメ「ガールズ&パンツァー」とのコラボも記憶に新しいところだろう。
世界的に人気のオンラインFPSゲームのBF4は、いよいよ10月5日からオープンベータテストがスタート。次世代3Dエンジン「Frostbite3」を採用することで、よりリアルな描画が可能になっている。また「Battlefield 3」と同じく、PC版は最大64人対戦が可能。PS3やXbox 360版の最大24人対戦とは、ひと味違った集団戦を楽しめるのがポイントだ。
第3回は、今注目のWoTとBF4をプレイするのに最適な描画設定やベストなビデオカードを探っていこう。
まずは、ミリタリー好きはもちろん、戦車ファンなら熱くなること確実な第二次世界大戦中に活躍した6カ国の戦車(日本の戦車も実装予定)が登場するWoTだ。
大戦映画などでもおなじみの戦車たちを操り、戦場を縦横無尽に駆け巡る楽しさはハマること間違いなし。課金戦車などもあるが基本プレイは無料で、無課金でも問題なく遊べるのもWoTの魅力になっている。
好みの戦車の開発や主砲、砲弾などをカスタマズして車体をパワーアップするなど、やり込み要素も満載。さらに被弾した場所や被弾時の砲弾角度などで異なる車体ダメージなど、硬派なゲームシステムも魅力だ。
リアルなグラフィックスの
戦場を駆け巡ろう
基本プレイ無料のオンラインゲームのWoTだが、戦車の設定と同じく描画にもこだわっており、非常にリアルなマップで戦闘を楽しめる。まずはWoTの描画設定による画質の違いとフレームレートの変化をチェックしていこう。
描画プリセットは“最高”、“高”、“中”、“低”、“最小”の5つで、アンチエイリアスは手動設定になっている。ここでは、“中”設定までアンチエイリアスを有効(FXAA)な状態でスクリーンショットを撮っている。
なお、テスト環境は第2回目と同じで、ビデオカードにはNVIDIA製ミドルGPUの「GeForce GTX 660」を搭載するGIGABYTE「GV-N660OC-2GD/A」を使用している。
テスト環境 | |
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CPU | Intel「Core i7-4770K」(3.5GHz/TB時3.9GHz) |
マザーボード | ASUS「Gryphon Z87」(Intel Z87 Express) |
メモリー | PC3-12800 8GB×2 |
ビデオカード | GIGABYTE「GV-N660OC-2GD/A」(GeForce GTX 660) |
SSD | CFD販売「CSSD-S6T256NHG5Q」(256GB) |
電源ユニット | 玄人志向「KRPW-FL600W/92+」(600W/80PLUS PLATINUM) |
OS | Windows8 Pro(64ビット) |
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