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四本淑三の「ミュージック・ギークス!」 第130回

「なんにもないところで演奏するのは本当に幸せ」

初めてのお客さんが40%—東京ではあり得なかったライブの今後

2013年10月05日 12時00分更新

文● 四本淑三

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第1回このうまツアー同行日誌 4日目(3月29日)
大船渡から石巻へ 曇り

最終公演地、石巻ブルーレジスタンス

 オーシャンビューホテル丸森発。石巻のブルーレジスタンス到着。このライブハウスは、ステージが広くて音もいい。今回の3会場では一番キャパも大きい。

 リハ前にニコ生中継のためアカサコフ(にいとP)氏と、パブリックアドレス社の中村歩惟里さん合流。そしてアゴアニキはパーマをあてに街へ。ポニーの面々はビデオ用の素材を探しにどこかへ。

帰ってきてその場でプロジェクターにかける動画をiPadで作り始めるポニーの面々。このバンドは音楽以外のことしかやっていない気がする

ブルーレジスタンスの向かいにある寿司屋さんの壁には、津波の水位が記されていた

お店に入ってみると、ランチの刺身定食(700円)がこの量と質。さすが石巻としか。美味しゅうございました

ここで機材チェック! 梨本うい(あらいやかしこ)さん使用ギターのItalia Guitars Mondialは、ピエゾとマグネット、それぞれのピックアップ出力が独立している。これを別々のアンプに入れ、クランチとクリーンサウンドをミックス

こんな風にギターからは2本のシールドが伸び、それぞれ別のアンプにつながっている。あのコード感を失わないエッジの立った音の秘密はここにあったのかも

 有料入場者数168(ゲスト4)。アンケート戻り72。このうまT販売数、30。この日は仙台-石巻間のシャトルバスが結されたが満員。アンケートの戻りが他の会場より少ないのは、開演が押して終演からシャトルバス発車までに時間がなかったせい。

 ホテル近くのお店で打ち上げ。「僕が石巻へスピーカーの調整に来たときに、店の前を女子高生の3人組がキャーキャー言いながら歩いていた。この中に自分の好きなAGOBOTとか、あやいやかしこや、ポニーやヒトリエが好きな子もいるはずだ。彼女たちに彼らを会わせたいと思ったんです」と、武井さん挨拶。

終演後、解体されるケンタウロス

さらに宿に帰っても打ち上げ。宴は朝まで続いたらしい

第1回このうまツアー同行日誌 5日目(3月30日)
石巻から東京へ 晴れ

 一路東京へ。ほぼ全員が爆睡。同行記者も道中の記憶なし。夜の飛行機ぎりぎりのタイミングで羽田着。大阪組を下ろして、東京駅で解散。

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