描画品質にこだわって
世界感を満喫!!
新生FFXIVの描画設定は、デスクトップPC向けの“最高品質”、“高品質”、“標準品質(デスクトップPC)”とノートPC向けとなる“高品質(ノートPC)”、“標準品質(ノートPC)”まで全5種類のプリセットが用意されている。ここからは、プリセット描画設定の画質差や描画設定でフレームレートがどのくらい変わるかなどをチェックしていこう。
さっそく5つのプリセットを「リムサ・ロミンサ」で見比べてみると、やはり違いが顕著なのが“最高品質”と“標準品質”だ。
かなり画質がダウンする標準品質。ビデオカードの増設ができないノートPCなら残念ながら諦めるしかないが、ビデオカードを自由に選べる自作PCやBTOマシンでは、“高品質(デスクトップPC)”以上でのプレイをおすすめしたい。筆者の年齢も影響しているが、標準品質でのプレイ時は目疲れも結構した……。
“最高品質”と“高品質”を
使い分ける!
続けては描画設定によるフレームレートの違いを、2万円アンダーのイチオシGPU「GeForce GTX 660」搭載ビデオカードを使ってチェックしよう。
テスト環境は公式ベンチマーク計測時と同じで、ビデオカードはGPUコアクロックがターボブースト時1098MHzで動作するオーバークロック仕様のGIGABYTE「GV-N660OC-2GD/A」を追加している。
フレームレートは描画オブジェクトが他のマップより多く、GPU負荷が高めな「グリダニア」の「黒衣森」で計測している。
負荷が高めの場所のため、戦闘をしていない状態でも、“最高品質”で31fpsとギリギリのフレームレートに。このフレームレートだと、さすがに複数の敵やプレイヤーが集まってくる“Full Active Time Event(F.A.T.E.)”がスタートすると30fpsを切るシーンも見られた。
新生FFXIVの描画設定変更は再起動など不要で行なえ、変更後のフレームレートが設定画面(システムコンフィグ)にリアルタイムで表示されるので、GPU負荷が増え、フレームレートが低下する戦闘シーンでは描画品質設定を下げるのがおすすめ。もちろん、予算に余裕があるなら、「GeForce GTX 760」などのハイミドルGPUを搭載するのもアリだ。
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