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ゲームの秋! 昼間も夜中もPCでゲーム漬け 第1回

いつでもどこでも“艦これ”がプレイできる環境を持ち歩こう

2013年09月30日 16時00分更新

文● 藤田 忠

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操作に慣れればいつでもどこでも
艦これを遊べる

 スマホやタブレットで、いつでもどこでも艦これを遊びたい人におすすめなリモートアクセスによる艦これプレイ。この機会に艦これ専用のPCとして、旧型PCを復活させたり、数世代前の中古PCを購入したりするのもアリだろう。また、それなりにコストは掛かるが消費電力や性能、設置スペースなどにこだわった艦これPCを自作するのも面白そうだ。

リモートアクセスで、いつでもどこでも艦これをプレイ

 TeamViewerの操作性はリモート接続に使う機種で変わってくるが、今回試したiPhone 5の解像度とマウス操作(マウスインタラクション)では、単艦への補給といった細かい操作に慣れが必要かもしれない。逆にマウス操作に加えて、タッチ操作の「タッチインタラクション」を行なえるNexus 7(2012)では、結構スムーズなプレイが可能だった。

さらなる工夫で艦これ+αの
ゲーミングプレイ環境も

 実際に行なうかはさておき、うれしいことにTeamViewerは仮想PC上でも動作する。OS上で別のOSを動かす「VMware」(http://www.vmware.com/jp/)などの無料の仮想PCアプリとTeamViewerを組み合わせれば、1台のPCで複数の提督が艦これをリモートプレイするといったことも可能だ。友達同士で予算を出し合って、リモートプレイ用艦これサーバーを作るのもおもしろそうだ。

仮想PCアプリのVMware。「VMware Player」は無料で利用でき、OS上で別のOSを動かすことができる

 また、リモートアクセス時はTeamViewerを導入したPCのデスクトップ画面全体と操作が共有されるため、スマホやタブレットで艦これを遊びつつ、同じPC上で別のゲームを遊ぶことはなかなか難しい。

 もちろん、ウィンドウズ表示でゲームを遊べば済むことだが、描画品質にこだわったゲームはやはりフルスクリーンで遊びたいところ。そんなときも、ウィンドウを最小化した状態のままブラウザーなどが動作し、リモート操作を問題なく行なえるVMwareとTeamViewerの組み合わせは活躍するのだ。

VMware PlayerはLinuxにも対応。Windows 7とLinuxで仮想PCを作成し、それぞれTeamViewerを導入すれば、別々の提督が艦これをリモートプレイ可能に

 「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」やWindows版「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」などの注目ゲームが盛りだくさんな今年の秋。スマホ&タブレットを使って仮想PC上の艦これで遠征回しやレベリングを行ないつつ、ほかのゲームをフルスクリーンでプレイして、超充実のゲーミングライフを過ごしてみるのはいかがだろうか?

 さて、次回はその「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」を快適にプレイするためのPCの環境を探ってみたい。

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