操作に慣れればいつでもどこでも
艦これを遊べる
スマホやタブレットで、いつでもどこでも艦これを遊びたい人におすすめなリモートアクセスによる艦これプレイ。この機会に艦これ専用のPCとして、旧型PCを復活させたり、数世代前の中古PCを購入したりするのもアリだろう。また、それなりにコストは掛かるが消費電力や性能、設置スペースなどにこだわった艦これPCを自作するのも面白そうだ。
TeamViewerの操作性はリモート接続に使う機種で変わってくるが、今回試したiPhone 5の解像度とマウス操作(マウスインタラクション)では、単艦への補給といった細かい操作に慣れが必要かもしれない。逆にマウス操作に加えて、タッチ操作の「タッチインタラクション」を行なえるNexus 7(2012)では、結構スムーズなプレイが可能だった。
さらなる工夫で艦これ+αの
ゲーミングプレイ環境も
実際に行なうかはさておき、うれしいことにTeamViewerは仮想PC上でも動作する。OS上で別のOSを動かす「VMware」(http://www.vmware.com/jp/)などの無料の仮想PCアプリとTeamViewerを組み合わせれば、1台のPCで複数の提督が艦これをリモートプレイするといったことも可能だ。友達同士で予算を出し合って、リモートプレイ用艦これサーバーを作るのもおもしろそうだ。
また、リモートアクセス時はTeamViewerを導入したPCのデスクトップ画面全体と操作が共有されるため、スマホやタブレットで艦これを遊びつつ、同じPC上で別のゲームを遊ぶことはなかなか難しい。
もちろん、ウィンドウズ表示でゲームを遊べば済むことだが、描画品質にこだわったゲームはやはりフルスクリーンで遊びたいところ。そんなときも、ウィンドウを最小化した状態のままブラウザーなどが動作し、リモート操作を問題なく行なえるVMwareとTeamViewerの組み合わせは活躍するのだ。
「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」やWindows版「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」などの注目ゲームが盛りだくさんな今年の秋。スマホ&タブレットを使って仮想PC上の艦これで遠征回しやレベリングを行ないつつ、ほかのゲームをフルスクリーンでプレイして、超充実のゲーミングライフを過ごしてみるのはいかがだろうか?
さて、次回はその「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」を快適にプレイするためのPCの環境を探ってみたい。
この連載の記事
-
第3回
PCパーツ
ミリタリー好き注目! 秋の夜長は漢のゲームWoTとBF4でキマリ -
第2回
PCパーツ
新生FF XIVを快適にプレイできるコスパ重視の構成を見極める -
第-1回
PCパーツ
ゲームの秋! 昼間も夜中もPCでゲーム漬け - この連載の一覧へ