ASCII.jp策定による
艦これベンチマークを実施
「TeamViewer」を導入した艦これNUC PCに、iPhone 5とNexus 7(2012)でリモート接続。「君の艦隊勤務は快適か? 艦これでベンチマークをしてみよう!」の記事と同じく、正規空母「赤城」を使ったASCII.jp策定による艦これベンチマークレギュレーションに沿って検証している。ただ、通信環境やストップウォッチを押す人為的要因があるため、数値は参考程度ではある。
CPU負荷は「HWiNFO64」で10分間プレーした際のCPU負荷をチェック。NUC PCでプレイした場合とTeamViewerを経由してiPhone 5、Nexus 7(2012)でプレイした際の平均CPU負荷をグラフにまとめた。
なお、ベンチマーク実行時の回線速度もRBB Today Speed Testを使って計測しているので参考にしてもらいたい。
ベンチマーク的には、iPhone 5の3G回線でも29秒台とまずまずの結果だが、全体的にコマ落ち、音ズレはかなりあり、表示色もTeamViewer側で大幅にダウンした。
ただ、電波が入らないところは非常に限られる3G回線でも色落ち、コマ落ち状態ながらプレイできるのはうれしいところ。
LTEやWiMAXもベンチマーク結果は良好な数値ながら、同様にコマ落ちと音ズレが発生。どうやらリモート接続側の表示を飛ばすことで、PCとの表示内容差を少なくしてようだ。ただ、もっさり感は少なく、不満なく遊べるレベルだろう。
最後は艦これプレイ中のCPU負荷だが、TeamViewer経由でのプレイ時はNUC上でプレイした時より10%前後アップした。テストに使用したNUCベアボーン「DC3217BY」が搭載するCPUはノートPCにも採用されているので、ノートPCを使った艦これのリモートアクセス環境の構築もアリだろう。
下記の動画はWiMAXで接続したNexus 7(2012)のプレイをカメラで撮影したもの。どのくらいのコマ落ち、音ズレが発生するか参考にしてもらいたい。
この連載の記事
-
第3回
PCパーツ
ミリタリー好き注目! 秋の夜長は漢のゲームWoTとBF4でキマリ -
第2回
PCパーツ
新生FF XIVを快適にプレイできるコスパ重視の構成を見極める -
第-1回
PCパーツ
ゲームの秋! 昼間も夜中もPCでゲーム漬け - この連載の一覧へ